ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者44万3864人。死者数3435人

2021-07-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月29日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は443864人になりました。新規感染者数は1033人です。また1000人を超えました。1日の新規検査数は17602件で減ったので、感染拡大は続いています。

 死者数は3435人です。

 438050人が回復しました。

 725万件を超える検査数となりました。

 92万人がすでに2回目のワクチン接種を完了しました。でもまだ全人口の9%ですね。

 すでにベラルーシでは200人の外国人がワクチン接種をベラルーシで受けたそうです。
 主にウクライナ、バルト三国、ロシアから来た外国人が有料でワクチンを受けています。これは有料です。こういう形で国としては収入になっています。
 ちなみに私は外国人ですが、無料で受けることができました。

2021年7月29日。アメリカ大統領がベラルーシ野党リーダーと面会

2021-07-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 現地時間、2021年7月28日、アメリカのバイデン大統領がベラルーシ野党リーダー、チハノフスカヤ氏とホワイトハウスで面会しました。
 チハノフスカヤ氏はアメリカがベラルーシ政府に圧力をかけることを求め、アメリカ大統領もツイッターで「チハノフスカヤ氏に会えて光栄だ。民主主義と普遍的な人権を求めるベラルーシ国民を支持する」と表明しました。
 
 東京五輪に出場予定だった3人のベラルーシ陸上選手が出場停止処分を受けました。

 競技者は、10か月以内の競技会外期間に少なくとも3週間の間隔で3回のドーピング検査を受けなければならないという規則に違反したそうです。ベラルーシ人選手だけではなく、ナイジェリア人10人、ウクライナ人3人、ケニア人2人、モロッコ人1人とエチオピア人1人が規則に違反したことが明らかになりました。
 こういう規則は、トレーナーがちゃんと把握していないといけないものではないのでしょうか。

 ベラルーシ大統領も、「スポーツ振興のために多額の予算を国は使っている。今のところ、ベラルーシはメダルはゼロ。帰国したらまずトレーナーを整理しないといけない。」と述べたのですが、なぜか、「サッカー選手は多くの給料を国からもらっている。だからその妻は仕事をしなくてもいい。Iphoneをいじくっているだけ。それなのに多くは白赤白の旗を支持しているとは何事か。」とサッカー選手の妻を批判しました。

 今日は大統領直々の人事異動が発表されました。いわゆる省庁の長が任命されるのは分かるのですが、大学の学長も3人新しく任命されました。

 ベラルーシは、OPEC国際開発基金から2000万ドルの融資を受けました。
 2038年までに返してゆかなくてはなりません。

 今日もベラルーシ製タバコの密輸が発覚しました。

 拘束されていた歴史学者夫婦は、今日解放されました。

 老舗新聞社のマーケティング部長だった男性がこの新聞社が家宅捜査された際、他の同僚ジャーナリストとともに逮捕されました。
 現在刑務所に収監されていますが、肺炎症状がでており、コロナウイルスに感染している可能性があるので、ベラルーシ・ジャーナリスト協会が、内務省に警察病院に入院させるよう要請しました。まだ回答はありません。
 この男性は4年前に1型糖尿病を発症しており、1日に4回のインスリン注射を受けないといけませんが、逮捕されてからは注射を打つことができない状態らしいです。食事なども他の人と同じ食事で、血糖値の調整など食事からもできません。
 持病がある人がコロナウイルスに感染すると、重症化するリスクが高いので、早く入院させてほしいです。