ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス41万9330人。死者数3164人

2021-07-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月2日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は419330人になりました。1日の新規感染者数は1118人で前日より増えました。新規検査数は18007件とやや減ったので、感染拡大が広がっていると言えます。
 
 死者数は3164人です。

 412128人が回復しました。

 683万件を超える検査数となりました。

 2回のワクチン接種を終えた人は63万人です。やっと全人口の7パーセントですね。最もワクチン接種が進んでいるのは、首都のミンスクだそうです。

 昨日、73カ国からビザなしでベラルーシ入国が認められるようになったと発表されましたが、国名のリストが検索して見当たらず、私の調べ方が悪いのかと思っていたら、昨日の時点では公表されていなかったことが分かりました。
 今日、73カ国の国名リストが公表されましたが、日本は入っていました。

 ただし条件付きの入国です。
 今年7月15日から2022年12月31日まで適用。
 ベラルーシ入国日の3日前までにPCR検査の結果が陰性であることを証明する、紙媒体またはデジタル媒体の証明書の原本またはコピーを用意する。
 入国後、5日以内にベラルーシでワクチン接種を希望する場合、接種を受けられる。(ベラルーシで接種を受けたいから、それが目的で入国するのもOK。ただし外国人なので、有料になる可能性が非常に高い。また、ワクチンは2回受けないといけないが、1回目の接種の後、ベラルーシを出国してしまい、2回目の接種は受けられなかった場合の対応や、料金がどうなるのか明記されていませんでした。)

 今のベラルーシ政府からすれば、関係悪化していて経済制裁を加えているEUのような国からの入国者に対しても、陰性証明があればビザなし入国できるし、コロナワクチンも接種してあげる(料金は払ってくださいね。)という態度です。
 飛行機も飛んでいないのに、わざわざお金を出してまでコロナウイルスワクチンを打ちにベラルーシへ行こうという西側ヨーロッパ人がいるでしょうか・・・。


2021年7月2日。ウクライナとベラルーシ

2021-07-02 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年7月2日。ベラルーシ大統領はウクライナとの国境地帯に配備されている国境警備隊に、完全な国境封鎖を命じたと述べました。
 実際には完全ではなく、医療関係者や留学目的、親類の葬儀参列などの理由だとベラルーシへ入国できるようです。
 国境封鎖の理由を、ウクライナからベラルーシに武器が流入しているからと説明していました。民間人は出入国できるようですが、今ベラルーシ人が外国へ出国すること自体が難しくなっているので、結局ウクライナから入国するのが難しくなったということでしょうか。空路の場合だと、すでにベラルーシ・ウクライナ間の飛行機は飛んでいません。

 ウクライナ政府は、正式な国境封鎖の通知はベラルーシ政府から受け取っていないと発表しました。

 
 1日でベラルーシからリトアニアへ不法入国しようとした人の数が150人と最高記録更新しました。
 ベラルーシ大統領は、この問題について、協力しないことを再び名言しました。
 リトアニア政府は移民が急増したことについて、緊急事態宣言を出しました。

 国営テレビ局STVのキャスター、アザリョーノク氏に対する暗殺未遂事件が昨日があったとベラルーシ大統領自ら発表しました。

 初代ミス・ベラルーシで歌手のアンジェリカ・アグルバシュが、自分のインスタグラムで、ベラルーシ政府から逮捕状が出ていることを公にしました。ミンスクにある刑務所に収監され、その後起訴されるとまで知っているのはなぜなのか・・・。アグルバシュは長年ロシアに住んでいるので、ベラルーシの警察が突然逮捕しに来る可能性はないですが、ロシアの警察が代わりに身柄拘束でき、その後ベラルーシへ移送される可能性はあります。

  
 昨日逮捕されたベラルーシ大学法学部の卒業生の裁判があり、15日間の禁固刑の判決が出ました。