ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ウクライナからロシアへ

2011-07-13 | 放射能関連情報
 ウクライナのペクチン研究の成果は、その後ロシア、ベラルーシへと広がりました。
 例えばロシアではアクヴァミルという会社が「ゾステリン・ウルトラ」というペクチン剤を製造し、現在も販売しています。
 この会社についてはHPが最近できたようなので、興味のある方はご覧ください。英語バージョンもあります。

http://www.zosterin.spb.ru/index.html


 このHPによると「プルトニウムも1.5倍から2倍排出する」とあって、すごいと思いました。
 しかしこのプルトニウム排出のことも、ちゃんと2005年にベルラド研究所が発表した「ベラルーシのチェルノブイリ・ゾーンにおける住民の放射線モニタリングとその食品」に載っています。画像をご覧ください。
 こちらもロシア保健省が有効であると認めています。
 
 とにかくベルラド研究所だけが「ペクチンが放射能排出作用がある。」と言っているわけではない、ということが分かっていただければ、と思います。
 
 
 

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