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11歳100ミリシーベルト被曝の疑い 福島第一事故で

2019-01-21 | 放射能関連情報
ニュース

11歳100ミリシーベルト被曝の疑い 福島第一事故で


1/21(月) 22:02配信

朝日新聞デジタル



 東京電力福島第一原発事故直後に、11歳だった女児がのどにある甲状腺に100ミリシーベルト程度の内部被曝(ひばく)が推計されると報告されていたことが、放射線医学総合研究所(放医研)への取材でわかった。

 甲状腺に100ミリシーベルト被曝すると、がんのリスクが増えるとされる。これまで国は「100ミリシーベルト以上被曝した子どもは確認していない」としてきた。放医研は「現場から情報提供があったものを簡易的に算出し、精密に出したものではない」とし、公表してこなかったという。

 放医研などによると、除染を行っていた福島県職員の放射線技師が2011年3月17日ごろに郡山市の体育館で、双葉町から避難してきた女児の体を測定。簡易測定器を使い甲状腺周囲を測ると、5万~7万cpmと示されたという。

 記録は残っていないが、この値が応援に来ていた徳島大のチームに伝えられた。チームは放射性物質が全て甲状腺に取り込まれたとすると「十数キロベクレルの可能性がある」と試算し、放医研に報告した。放医研は職員の間で情報を共有し、100ミリシーベルト程度の被曝量が考えられるとメモに残していた。備忘録にあたり、公表を想定したものではなかった。放医研は、信頼性が低い値で正確な推定が難しかったとしている。
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朝日新聞社

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 事故から8年近く経過してからの発表ですね。
 当時11歳ということは今年19歳ですか・・・
 現在の健康状態はどうなのでしょうか? 定期的に検査を受けていればいいのですが。
 そして健康被害が出ていないことをお祈りしています。
 当時、この方のそばにいた家族も念のため、甲状腺など検査を受けることをお勧めします。
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