ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

チェルノブイリ原発近くで森林火災

2020-04-19 | 放射能関連情報
 4月4日にチェルノブイリ原発事故の近くの森で火災が発生しました。10日経った今も消火されておらず、核廃棄物貯蔵施設の近くに迫っています。
 森の中で焚き火をして、その燃えかすを枯れ草の上に捨てた地元住民が今日、逮捕されました。

 コロナウイルスも怖いのですが、核廃棄物彫像施設が火事になるのも怖いです。
 心配事が重なっています。

 やっぱりベラルーシでも自宅にいるよう促すほうがいいですね。特に子どもは。
 今、学校は春休みなので、通学はしていませんが、結局外で遊んだりしている子どももたくさんいるので、休校の意味があまりないような・・・しかし、マスクをしている子どもが増えてきたので、それは良い傾向かと思います。

 
 4月15日の書き込みです。
 森林火災が発生した地域にちょうど雨が降り、火は消えました。
 ああ、天の恵み! 助かりました。


 4月19日の書き込みです。
 雨で火事が消えたと思ったら、完全には消えておらず、また出火しました。
 今も消火活動が続いていますが、煙が風下のウクライナの首都キエフにまで到達して、大気汚染になっているそうです。
 ミンスクには煙は飛んできていませんが、これから風向きが変わったら、ここにも到達する可能性があります。
 早く消火されますように。
この記事についてブログを書く
« ベラルーシのコロナウイルス... | トップ | ベラルーシのコロナウイルス... »

放射能関連情報」カテゴリの最新記事