2022年2月26日。ウクライナ政府は和平交渉の用意があるとし、それに応じてロシア側もミンスクをその場として提案しましたが、その後ウクライナ政府からの返事はなかったと発表。
そして、延期の申し出があったとロシア側が今日発表しました。
ウクライナ大統領は大統領府の前の通りで首相らとともに自撮り動画を撮影、キエフに留まっていることを証明。抗戦することを国民に呼びかけました。
ロシアの計画、つまり電撃攻撃、1日でキエフ陥落・・・がずれていると思われます。
北京オリンピックの後に始めて北京パラリンピックまでには終わらせますよ、とロシア大統領が中国国家主席にしゃべったと思います。
ロシアも慌てており、計画の遅れを取り戻そうととにかく数を投入しようとしているように感じます。
上記の件について詳しくは、ロシアが交渉の場をベラルーシのミンスクでと提案したのを、ウクライナ側が(話し合いのためにのこのこミンスクにやってきたウクライナ大統領あるいはその代理人が、暗殺される恐れがあるので)拒否。
代わりにウクライナ側がロシア政府に対して、ミンスクではなくワルシャワにしましょうと提案。
今度はロシアがそれを拒否。
ウクライナは、じゃあ、イスラエルはどうですかと提案。
ロシアが拒否。・・・こうして交渉の話し合いをしたくても場所が決まらない状態だそうです。
やっぱり電話やリモートじゃだめですよね。署名がいるし・・・。
日本政府もそうですがロシア人に対してビザ発給を停止する国が複数出てきました。
ただし、ロシア人完了に限るとか全てのロシア国籍を持っている人を対象にするとか、国によって条件が分かれています。
ベラルーシ領内でウクライナ国境まで32キロの地点にロシアの軍用ヘリコプター150機が集結し、待機している様子が衛星から撮影した画像から確認できたと報道されました。
ウクライナへポーランドから援軍が送られた模様です。軍用車の車列が進んでいます。
昨日と今日としょっちゅうミンスク上空を軍用機? ヘリコプター? が飛んでいる音が聞こえてきます。窓の外を見るのですが、窓の反対側を飛んでいるのか、私の眼では何が飛んでいるのか確認できていませんが、低空飛行しているような音が今も聞こえました。
明日はベラルーシの憲法改正の是非を問う投票日です。政府は投票に行きましょうキャンペーンをしており、野党も国民に投票に行って、自分の意見を政府に伝えましょう(正しい反対意見の伝え方)をネットで宣伝しています。
この憲法が改正されると、ベラルーシは軍事面で、政府に強力な決定権を与えることになり、核軍備もできるし、外国の軍隊駐留もスムーズにできるようになります。
ある意味においてはタイミングよく起こったウクライナへのロシア侵攻を、すぐそばで見ているベラルーシ人がどのような投票をすることか、判断に今回の侵攻は多大な影響を与えるでしょう。
ウクライナ人の難民がポーランドだけではなく、モルドワ、ハンガリー、スロバキアにまで到達しています。
ウクライナはEUにウクライナの加盟を早急に承認するよう求めました。
キエフ市内にある団地にロケット弾が命中した模様です。
キエフ市長が午前11時頃(?)スマホで自撮りした動画を発信し、今朝6時から攻防戦が続いていること、35人の負傷者が確認され、子どもも含まれていると話しています。
ウクライナ軍がロシア軍用機を撃墜しました。
こうして双方ともに死者が増えていきます。一人の国家指導者の決断で多くの人の運命が変わってしまします。
またミンスク上空を軍用機が飛んでいる音が聞こえてきました。30分に1回ぐらいの割合で聞こえてくるので、神経に刺さりますね・・・
あ、また音がすると思って今窓から見たら、ヘリコプターの音であることが分かりました。
フランス海軍がイギリス海峡でロシアの貨物船を拿捕しました。
ロシアはウクライナに全面降伏を要求していますが、ウクライナ政府は拒否。
話し合うことも拒否したことを公表しました。
そのためロシア軍は攻撃を再開・・・。
しかしウクライナは交渉の準備をしていた、と反論。攻撃を再開したいためにロシアが、「ウクライナ側が拒否したから。」と言った、としています。
ウクライナから退避するベラルーシ人を載せたバスが出発して3日経ってもまだベラルーシに到着できていません。
現時点で600人のベラルーシ人の旅行者がウクライナから退避中だそうです。
アメリカ政府が再度、ベラルーシに滞在しているアメリカ人にただちにベラルーシ国外へ退避するよう勧告しました。
ウクライナの外相がEUがロシアをSWIFTから排除すること決定したと述べました。すでにロシアを切り離すプロセスが始まったそうです。
ブルガリア、ポーランド、チェコ領内の飛行をロシアは停止しました。オランダはウクライナにスティンガー対空ミサイルを供給することを決定しました。
ウクライナ領内で起きたマレーシア航空17便撃墜事件のとき、乗客の大部分はオランダ人。この事件の詳細は不明の部分も多いのですが、オランダは撃墜したのはロシアだと思って、恨みがあるんですよ。だからロシアの軍用機を攻撃できる対空ミサイルをウクライナに支援しようとしているんです。
とうとうドイツもロケット推進手榴弾と装甲兵員輸送車14台をオランダ経由で供給することを決定しました。今まで慎重な姿勢でしたが、ドイツもロシアの傍若無人ぶりに、侵略戦争に反対する姿勢を見せました。
武器のほか1万トンの燃料がポーランド経由でウクライナに供給されるそうです。
ロシア軍はまずウクライナ中の空港を制圧して、空軍を抑えました。
しかし、私が思うには、このままロシアがウクライナを占領して勝利宣言を出しても、ゲリラ的に反抗する住民が各地で蜂起しそうです。
それをもぐら叩きのように抑えていかないといけませんが、なかなか難しいです。長期に渡る抵抗活動は手強い敵です。
ウクライナの市民が女性も手作業でみんなで火炎瓶を作ったりしているようすをBBCのニュースで見ました。
民間人や子どもにも死者が出ていることが分かる。身近な人が戦死してしまう・・・などの出来事を目の当たりにすると、敵軍が圧倒的に数が多くて勝ち目がなくても、戦いに身を投じてしまう人はたくさん出てくるでしょう。
愛する人のためとか祖国のためとかいろいろ命を捧げる対象は違っていても、戦いを始める人が、敵が攻めれば攻めるほど出てくるものです。
当然、ロシアが全面降伏を求めても、大人しく言うことを聞くウクライナ人は少なくなっているのではないでしょうか。
ロシア軍が進軍してくるのを止めるために橋を爆破しようとしたウクライナ兵が逃げられないことが分かり、自爆の道を選び橋を破壊しました。ロシア軍はそこから先に進めなくなっています。
このウクライナ兵は英雄の称号を与えられるでしょう。このようなニュースを見聞きしたウクライナ人はどのように思うでしょうか。
キエフ市長が午後5時から午前8時までの夜間外出禁止令を26日夜から発令しました。
とりあえず28日午前まで続く予定ですが、延長されるかもしれません。
外出禁止の時間帯に路上にいる人は、敵の破壊工作部隊や偵察部隊のメンバーと見なされ、攻撃を受けたり拘束されたりする可能性があります。市民の安全のためというより、敵と味方の区別をつけるためですね。
ウクライナ大統領はロシアの軍艦が黒海に入ってこないようにトルコ政府に対し、ボスポラス海峡とダーダネルス海峡を封鎖するよう要請していましたが、トルコ側がその要求を聞き入れ、封鎖されました。これでロシア艦隊がウクライナ南部から大量に海から攻めることが難しくなります。
トルコはロシアともウクライナとも関係が深い国で、各国のロシアへの経済制裁に反対していましたが、今回トルコがはっきりとウクライナ側に立ったことで、今後関係が微妙になりそうです。
トルコがウクライナを支援して、ロシアを敵に回したというより、ロシアのウクライナ侵攻というロシア風の考え方に反対しているのだと思います。
ポーランドは自国民に対し、ロシアとベラルーシに滞在しないよう勧告しました。
ベラルーシ大統領とフランス大統領が電話会談するそうです。
ウクライナ北西部に住む夫の親戚は無事にしているようです。ただ、18-60歳の年齢に該当している男性の親戚もいるので心配です。
いよいよとなったら、ベラルーシへ避難してほしいと思います。ただ、来られるかどうか。
ミンスクのウクライナ大使館にはベラルーシ人が花を捧げています。
ウクライナ側の発表によるとベラルーシ領からウクライナ領に向けて砲撃があったそうです。
リヴィウ州にロシアのパラシュート部隊が降り立ったという報道があります。いずれも詳細は不明です。
ウクライナ側の発表によると、ロシア軍が3500人死亡、200人が捕虜になったと発表しました。結局双方に被害が出るんですよね・・・。
ただ、このロシアの兵の損失はロシアにとって意外だったのではないでしょうか。
ウクライナ軍は捕虜の画像や動画、尋問のようすなどを報道しています。