5月22日にビタペクト3と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピー無料配布運動として、SOS子ども村への第225回目の配布を実施いたしましたので、ご報告いたします。
今回はセルロースを10個と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2614個、セルロースの合計は131個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2186部となりました。
今回で通算241回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2614人の子どもにビタペクトを、約123人の子どもにセルロースを、2186家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
今回もビタペクトではなくセルロースを渡しました。
今回は2家族がミンスク(チェルノブイリ原発から約 350キロ)から保養に来ていました。
(家族A)
お母さんが7人の子どもを引率していました。この家族には 6個のセルロースを渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにセルロースを1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時7歳)25ベクレル
長男(14歳) 30ベクレル ○
長女(12歳) 38ベクレル ○
次女(10歳) 39ベクレル ○
三女 (8歳) 35ベクレル ○
四女 (5歳) 41ベクレル ○
五女 (1歳) 41ベクレル
姪 (13歳) 25ベクレル ○
子どもたちの健康状態について話を伺いましたが、特に持病などはないそうです。
やはりチェルノブイリ原発から遠く離れたミンスクに住んでいて、ふだん放射能を意識せず暮らしていたところ、WBCで測定する機会に恵まれ、喜んだのもつかの間、こんな数値が出ると思っていなかったようで、びっくりしていました。
お母さんは、
「我が家の子どもは牛乳をたくさん飲んでいるから? そう言えば毎年ナラチ湖のそばの森で採れたベリーをたくさん買って食べているけど、それのせい?」
と急にあれこれ思い出していましたが、食品そのものの測定をしないことにははっきりしたことは分かりません。
ナラチ湖はベラルーシで一番大きい湖ですが、周囲は保養地でもあり放射能汚染地域ではありません。 念のため、今年ベリーの季節になったら、測定をすることを勧めました。
ふだんミンスクで暮らしているので、市場に行けば、安くで測定してくれますから便利です。
(家族B)
お母さんが6人の子どもを引率していました。この家族には4個のビタペクト3を渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時7歳)18ベクレル
長女(16歳) 19ベクレル ○
次女(15歳) 17ベクレル
長男(12歳) 13ベクレル
三女 (9歳) 24ベクレル ○
四女 (6歳) 30ベクレル ○
五女 (2歳) 37ベクレル ○
お母さんにお話を伺いましたが、子ども達は健康とのことでした。
この一家のお母さんの実家はミンスクから10キロほど郊外のところにある村で、そこで作られた野菜をもらっては、食べているそうです。
この村は汚染地域ではありませんので、その野菜のせいで内部被爆したのかどうかと言うと、やはり測定しなければ何とも言えません。
画像は記念撮影したものです。子どもたちには折り紙や折り鶴、5円玉のお守り、日本のシール、子どもたちの名前を書いた色紙などをプレゼントしました。
すごく日本語に興味を示していて、「日本語を勉強したい。」「漢字が書けるようになりたい。」と言っていたので、びっくりしました。
将来有望かもしれません。
昔のベラルーシ人の子どもは「えーこれ難しい。漢字を覚えるなんて無理。」と言う子どもがほとんどでしたが、21世紀生まれのベラルーシ人は、逆に「日本語勉強したい。」と言うチャレンジャーがほとんどです。
将来が楽しみですね。
今回のセルロースの購入費には、CD「月と日」の売り上げを使いました。
最後になりましたが、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
べラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。
今回はセルロースを10個と「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーを2部渡しました。
これで今までに配布したビタペクト2、ビタペクトT、ビタペクト3の合計は2614個、セルロースの合計は131個、「チェルノブイリ:放射能と栄養」のコピーは2186部となりました。
今回で通算241回目の配布となりました。
延べ人数ですが、2614人の子どもにビタペクトを、約123人の子どもにセルロースを、2186家族に「放射能と栄養」のコピーを配布したことになります。
(これまでのビタペクト配布運動について、詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/bitapekt/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/c/e1e67d76a4796f3c95377bb7bdabd215
(またこの活動報告を読むにあたり、「チロ基金の活動『ビタペクト2無料配布』について追加のご説明」も併せてご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/67c3b73ea2f30e880c3d4eb8bedded13
(ビタペクト2とビタペクトTについてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/5cab63b65562dd2f64a820a7e4298a0b
(ビタペクト3についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/922c333857741c5448f66d4fe00b25e1
(「チェルノブイリ:放射能と栄養」について詳細はこちらをご覧ください。)
http://belapakoi.s1.xrea.com/chiro/katudou/chel/index.html
(SOS子ども村についてはこちらをご覧ください。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/bb1fb7afb4cac464789e2684181e7d42
(WBCによる測定、ビタペクトを開発、製造、販売しているベルラド放射能安全研究所の公式サイトはこちらです。)
http://www.belrad-institute.org/
(ベルラド研究所について日本語でご紹介している記事はこちらです。)
http://blog.goo.ne.jp/nbjc/e/c382ef7eca8660531e895c8a646e7f2a
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%A9%E3%83%89%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E5%AE%89%E5%85%A8%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80
チロ基金は以前ビタペクトに代わり、ペクチン入りセルロースを配ったことがあります。セルロースについてはこちらです。
今回もビタペクトではなくセルロースを渡しました。
今回は2家族がミンスク(チェルノブイリ原発から約 350キロ)から保養に来ていました。
(家族A)
お母さんが7人の子どもを引率していました。この家族には 6個のセルロースを渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにセルロースを1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時7歳)25ベクレル
長男(14歳) 30ベクレル ○
長女(12歳) 38ベクレル ○
次女(10歳) 39ベクレル ○
三女 (8歳) 35ベクレル ○
四女 (5歳) 41ベクレル ○
五女 (1歳) 41ベクレル
姪 (13歳) 25ベクレル ○
子どもたちの健康状態について話を伺いましたが、特に持病などはないそうです。
やはりチェルノブイリ原発から遠く離れたミンスクに住んでいて、ふだん放射能を意識せず暮らしていたところ、WBCで測定する機会に恵まれ、喜んだのもつかの間、こんな数値が出ると思っていなかったようで、びっくりしていました。
お母さんは、
「我が家の子どもは牛乳をたくさん飲んでいるから? そう言えば毎年ナラチ湖のそばの森で採れたベリーをたくさん買って食べているけど、それのせい?」
と急にあれこれ思い出していましたが、食品そのものの測定をしないことにははっきりしたことは分かりません。
ナラチ湖はベラルーシで一番大きい湖ですが、周囲は保養地でもあり放射能汚染地域ではありません。 念のため、今年ベリーの季節になったら、測定をすることを勧めました。
ふだんミンスクで暮らしているので、市場に行けば、安くで測定してくれますから便利です。
(家族B)
お母さんが6人の子どもを引率していました。この家族には4個のビタペクト3を渡しました。
それぞれの体重1キロあたりの放射能測定結果は以下のとおりです。○印の子どもにビタペクト3を1個ずつ渡しました。
母親(事故発生時7歳)18ベクレル
長女(16歳) 19ベクレル ○
次女(15歳) 17ベクレル
長男(12歳) 13ベクレル
三女 (9歳) 24ベクレル ○
四女 (6歳) 30ベクレル ○
五女 (2歳) 37ベクレル ○
お母さんにお話を伺いましたが、子ども達は健康とのことでした。
この一家のお母さんの実家はミンスクから10キロほど郊外のところにある村で、そこで作られた野菜をもらっては、食べているそうです。
この村は汚染地域ではありませんので、その野菜のせいで内部被爆したのかどうかと言うと、やはり測定しなければ何とも言えません。
画像は記念撮影したものです。子どもたちには折り紙や折り鶴、5円玉のお守り、日本のシール、子どもたちの名前を書いた色紙などをプレゼントしました。
すごく日本語に興味を示していて、「日本語を勉強したい。」「漢字が書けるようになりたい。」と言っていたので、びっくりしました。
将来有望かもしれません。
昔のベラルーシ人の子どもは「えーこれ難しい。漢字を覚えるなんて無理。」と言う子どもがほとんどでしたが、21世紀生まれのベラルーシ人は、逆に「日本語勉強したい。」と言うチャレンジャーがほとんどです。
将来が楽しみですね。
今回のセルロースの購入費には、CD「月と日」の売り上げを使いました。
最後になりましたが、折り紙など子どもたちへのプレゼントを寄贈してくださった方、また日本ユーラシア協会大阪府連主催のバザーなどでSOS子ども村への交通費を捻出してくださった多くの日本人の皆様に深くお礼申し上げます。
べラルーシの子どもたちもお母さんたちもSOS子ども村の職員の方々も皆様に大変感謝しております。本当にありがとうございました。