電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

最近の通勤の音楽はセル/クリーヴランド管のマーラー「交響曲第6番」

2018年12月05日 06時03分55秒 | -オーケストラ
近頃の通勤の音楽は、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団によるCDで、マーラーの「交響曲第6番」です。すでに一度記事にしております(*1)が、先にバーンスタイン指揮コンセルトヘボウ管によるマーラー「交響曲第1番"巨人"」を聴いていた関連で、ふと「第6番を聴きたい」と思い立ち、CDを車内に持ち込んだ次第。ピアニシモの部分は冬タイヤのロードノイズに隠れてしまいますが、でも演奏の推進力はしっかりと感じ取ることができます。部分の魅力ではない、全体の魅力での選択です。

そういえば、インバル指揮フランクフルト放響によるデンオン盤を取り上げた(*2)のも、この時期でした。なんとなく、冬の厳しさに向かう頃に、なぜかこの曲を聴きたくなるといった面があるのでしょうか(^o^)/

(*1):セル指揮クリーヴランド管でマーラー「交響曲第6番」を聴く~「電網郊外散歩道」2017年6月
(*2):マーラー「交響曲第6番」を聴く~「電網郊外散歩道」2009年12月


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4 コメント

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クリーヴランド (pfaelzerwein)
2018-12-05 21:18:08
この録音がクリーヴランドの六番の基準なのでしょう。昨年同管弦楽団が欧州ツアーでこの曲を取り上げて話題になりましたが、その時も触れられていたと記憶します。昔NHKで聞いたことがあるように思います。
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きっかけ (kiri)
2018-12-05 22:03:07
マーラーの6番を冬の時期に聞こうとは思ってもみませんでした。
長時間聞くには体力も必要ですよね。
ベートーヴェンの第九(年末の決まり事)とは違って、当方は難しいイメージをもって意識的に構えて聞くので、なかなか勇気が要ります。
セルのマーラーも機会を見て聞いてみたいと思いました。きっかけを有難うございます。
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pfaelzerwein さん、 (narkejp)
2018-12-06 06:05:03
コメントありがとうございます。セルとクリーヴランド管の録音は、CD1枚に収まる演奏時間で、カーステレオでも取り替える必要がないのでありがたいです。昨年の欧州ツアーでも取り上げて話題になりましたか。もう半世紀にもなりますが、私にとって、この録音が残されたのは実にありがたいことです。
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kiri さん、 (narkejp)
2018-12-06 06:11:07
コメントありがとうございます。セルのマーラーというと、4番と「子供の魔法の角笛」、この6番、あと正規録音ではありませんが、「大地の歌」などがありますね。いずれも推進力のある、キリッとしたいい演奏だと思います。破滅的に沈潜する方向を望む人には向かないと思いますが。いよいよ師走、寒くなりました。どうぞ風邪などひかれませんように。
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