電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

冠婚葬祭の常識はだれに聞けばいいのか~壮年会の役員会にて

2007年01月13日 22時47分56秒 | Weblog
週末の夜、地区の壮年会の役員会に出てきました。40代~50代の男性の集まりで、かつては冬の農閑期を利用して、お謡を習ったり実用習字を習ったりした伝統を引き継ぐものです。職業もさまざまな人が、同じ地区に住むという共通性で集まります。つい十年前には、老父が講師となり、一冬かけてお謡の稽古をしたものでした。「高砂」や「四海波静かにて」に始まり「鞍馬天狗」などの弱吟にいたる、一連の稽古をしたものでした。
さすがに今は、家単位の結婚式や上棟式など、めでたい謡を吟ずる機会も少なくなり、こうした中年の教養の必要性も薄れたようです。今日の話題は、もっぱら冠婚葬祭のマナーについて。老親をかかえる立場で、地区内や職場の関係で冠婚葬祭に出る機会が多くなった会員が、「こういう場合はどうすればいいか」「どう考えればいいのか」などと質問を出し、役員会そっちのけで盛り上がりました。
缶ビール程度のアルコールも少々入り、持参した漬物などをつまみながら、人生の勉強をいたしました。
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2 コメント

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冠婚葬祭は大変です (mozart1889)
2007-01-14 08:40:05
narkejpさん、おはようございます。
冠婚葬祭は大変です。我が家も、本家筋になりますので、何かと仕切ることが多く、あれこれ大変です。土地のしきたりとして、覚えておかねばならないことも沢山あります。
地域には「青年団」の集まりや「老人会」はありますが、我々の世代(こちらでは「中老」と云います)の会がありません。寒くなるこの季節、葬式も多くなるので、休みを取って手伝うことも増えます。
narkejpさんのところのように、「壮年会」があるのはエエですね。
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mozart1889さん、 (narkejp)
2007-01-14 09:44:39
コメントありがとうございます。おっしゃるように、冠婚葬祭はけっこう大変ですが、「お互い様」の精神で当事者家族の負担を軽減しようとするのは、地域共同体の智恵だったのかなと思います。当方の壮年会も、できたのは平成になってからで、昔のお謡の寒稽古を復活した形になっています。年配の会員からは、パソコンの講習会をやってくれ、という要望も一部あるようです。
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