
著作権法では、保護期間が定められています。ということは、保護期間が経過したら、公共の財産となる、ということでしょうか。ずいぶん前から、ステレオ初期の録音が保護期間からはずれ、パブリック・ドメインになる時を待っておりました。お金を払う意志があっても、聴きたい曲目・演奏を自由に聴けない、レコード会社から「廃盤」という知らせを受ける悲しさを、何度も味わっています。公共の財産となれば、どこかで誰かがネット上で公開することも合法的に可能です。
ずっと前から、青空文庫をモデルに歴史的音源を公開する、Blue Sky Label(*) に注目しておりました。先日、ふとベートーヴェンの項目を眺めていたら、「交響曲第3番《英雄》ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団、1957年2月録音」という項目を発見。
たしかに、2007年に50年なのですが、戦時加算とかなんとか、著作権法の難しいところは敬遠して、手元にあるLPやCDを大切に聴いておりました。でも、これからは、大きな声で言えます。
R.シュトラウス「ドンファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」やハイドンの交響曲、ドヴォルザークの「新世界」、シューマンの「春」、レオン・フライシャーとのピアノ協奏曲なども含まれているようです。また、クリーヴランド管以外のオーケストラと共演した録音も含まれている様子。やがて1960年代のものも順次パブリック・ドメインとなって増えてくることでしょう。嬉しい限りです。
これは、私もデジタル音楽プレイヤーを真剣に検討する時期が来たようです。
(*):クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~
ずっと前から、青空文庫をモデルに歴史的音源を公開する、Blue Sky Label(*) に注目しておりました。先日、ふとベートーヴェンの項目を眺めていたら、「交響曲第3番《英雄》ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団、1957年2月録音」という項目を発見。
たしかに、2007年に50年なのですが、戦時加算とかなんとか、著作権法の難しいところは敬遠して、手元にあるLPやCDを大切に聴いておりました。でも、これからは、大きな声で言えます。
ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」の1957年のステレオ録音は、すでにパブリック・ドメインになっています。合法的にダウンロードして、自分で聴くこともできます。どうぞ、この素晴らしい演奏を、お聴きください!
R.シュトラウス「ドンファン」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」やハイドンの交響曲、ドヴォルザークの「新世界」、シューマンの「春」、レオン・フライシャーとのピアノ協奏曲なども含まれているようです。また、クリーヴランド管以外のオーケストラと共演した録音も含まれている様子。やがて1960年代のものも順次パブリック・ドメインとなって増えてくることでしょう。嬉しい限りです。
これは、私もデジタル音楽プレイヤーを真剣に検討する時期が来たようです。
(*):クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~
Blue Sky Labelのことは、まったく知りませんでした。
早速、訪れてみると、
まだ聞いたことのないフライシャーとのK.503があったり、、、
他のタイトルも眺めながら、なんだか感無量です。
ともかく忘れ去られてしまうであろう数多の録音が
こうして日の目を見るのは、ほんとうに嬉しいですね。
私の i Pod は1GBの Shuffle ですが、
そろそろ大容量のモデルに変えたくなりました。
貴重なお知らせ、ありがとうございます。
『Blue Sky Label』───これって、かの”ユング君”のサイトですよね!
私もまた、まだブログ化される前の、『クラシック音楽へのおさそい ~ユング君のホームページ~』というタイトルのWebサイトとして存在していた頃からお世話になってきている一人なのですが〔尤も最近では立ち寄ることが殆ど無くなってしまいましたが…〕、一時期、ここから往年の名指揮者・名演奏家たちの録音をダウンロードしまくっていました(爆)
ご指摘の通り、ジョージ・セル指揮による1950年代後半の録音もこの”ユング君”のブログに次々と入ってきているのが見え、久しぶりに私も”ユング君”のサイトに立ち寄りたい気分になりました。
私も楽しみにしています・・・
パブリックドメインのこと、私も多少お世話になっているのですが・・セルのベートーヴェン、しかもステレオ(ここポイント高いですね!)ということで、私もさっそくチェックしてみたいと思います。
1960年代になると、いよいよ初期のステレオ録音もちらほら出てくると思いますので、今から楽しみです。
貴重な情報をありがとうございます!