電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

へぇ〜そうなんだ!〜パトリシア・ヤネチコヴァのこと

2019年10月20日 06時04分02秒 | -オペラ・声楽
先の演奏会で聴いた曲目、レハールの喜歌劇「ジュディッタ」から「熱き口づけ」をネット上で探しているうちに見つけたのが、パトリシア・ヤネチコヴァ(Patricia Janečková)が歌った動画(*1)でした。このソプラノについて、Wikipediaの説明(*2)を眺めていたら、「ドイツ出身スロバキア人のオペラ・ソプラノ歌手」との記述の後に、「チェコスロバキアのテレビ番組タレントマニアにおいて2010年11月に優勝」し、その後テレビ放送を通じて有名になったとあります。へぇ〜、そうなんだ! ポール・ポッツやスーザン・ボイルみたいなものか〜。野次馬根性で、検索してみました。

Patricia Janečková talentmania

で、見つけたのがこれ。12歳です。
Patrícia Janečková First Audition,12, Amazing Pure Tone So Beautiful!! | "TIME TO SAY GOODBYE"

技術的には未完成でしょうが、いやはや堂々たるものです。

そしてスーパーフィナーレでの歌唱。
Patrícia Janečková - O mio babbino caro - SUPERFINÁLE Talentmania


テレビ番組で優勝して、小学校に戻り、歓迎される様子まであります(^o^)/
Patrícia Janečková coming to primary school

チェコスロバキアの小学校の様子も興味深いところ。

2011年、セザール・フランクを歌います。13歳。
2011 - Patricia Janečková, Eva Hornyáková - Panis Angelicus (C. Franck)


2013年、15歳。モーツァルトを歌います。
Patricia JANEČKOVÁ & Eva DŘÍZGOVÁ JIRUŠOVÁ: Canzonetta sull´ aria (W. A. Mozart)


2016年のオッフェンバック、ロッシーニ。18歳です。
Patricia JANEČKOVÁ: "Les oiseaux dans la charmille" (Jacques Offenbach - Les contes d' Hoffmann)

Patricia Janečková - Rossini Arias - The Gong - Ostrava - 2016


ヨハン・シュトラウスII世のワルツ「春の声」。2016年、18歳の動画もありましたが、権利関係の問題があるようで、挿入できないみたいです。
レパートリーも、彼女の声質にあったものが選ばれてきているみたい。精進の成果が明らかですね。

最近の様子は、YouTube の彼女のチャンネルから観ることができるようです。

いやはや、思わずミーハー精神が爆発してしまいました。
若い人がチャンスを活かし精進して才能を発揮するのを見るのは嬉しいものです。その意味では、たしかに「恩赦よりも奨学金の免除」のほうが望ましいのは確かだな(^o^)/



今夜は文翔館にて山形弦楽四重奏団(*3)の第73回定期演奏会の予定。シューベルトのピアノ五重奏曲「鱒」ほか。

(*1):「日露交歓コンサート2019」の新聞記事とYouTubeからいくつか〜「電網郊外散歩道」2019年10月
(*2):パトリシア・ヤネチコヴァ〜Wikipediaの解説
(*3):山形弦楽四重奏団


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