電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

「椿姫〜ラ・トラヴィアータ」のアリアを聴く

2024年02月08日 06時00分26秒 | -オペラ・声楽
昨日は、先日の「椿姫」公演を思い出しながら手持ちのLDやCDを当たり、またネット上の動画を探していたら、すっかり「椿姫〜ラ・トラヴィアータ」の音楽にはまり込んでしまいました。気の向くままに、YouTube で検索した結果から有名どころのアリアをいくつか選んでみると、次のようになります。

プラシド・ドミンゴとイレアナ・コトルバスのコンビで、1981年のメトロポリタン歌劇場での公演から、第1幕の「乾杯の歌」。
【イタリア語】椿姫 - 乾杯の歌 (Libiamo ne' lieti calici) (日本語字幕)


森谷真理さんのソプラノで「椿姫」第1幕より「ああ、そはかの人か〜花から花へ」
Mari Moriya "E strano... Ah, fors'è lui... Sempre libera" La Traviata


第2幕、パヴァロッティが歌う「燃える心を」、1980年。
Verdi: La traviata / Act 2 - "Lunge da lei" - "De' miei bollenti spiriti" (Live)


同じく第2幕、父ジェルモンの歌う「プロヴァンスの海と陸」、2019年、ヴェローナ野外劇場にて。
La Traviata - Di Provenza il mar, il suol - Arena di Verona 2019


第3幕、ヴィオレッタの悲嘆「過ぎし日よ、さようなら」をマリア・カラスの歌で。1953年の録音。
MARIA CALLAS La Traviata, Addio del passato 1953 (audio) e 1958 (foto)


結核で明日をもしれぬ命の女性がこんなスゴイ歌を歌えるのか、という問題はありますが(^o^)、まあそこを問わないのがオペラのお約束ということで、ヴェルディの音楽と素晴らしい歌唱を堪能することができました。我が家のやんちゃ猫・李白も、すっかりファンになったようです(^o^)/


コメント (4)    この記事についてブログを書く
« 地元紙の値上げと電子版を利... | トップ | 「スローガン」のこわさ »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (azumino)
2024-02-08 08:39:28
こんにちは

山形交響楽団で、ステージ形式の椿姫の公演が1月にあり、すごい交響楽団だなと思っていました。常任指揮者の阪哲朗さんが、目覚ましい活躍をしていて、プログラムも多彩で、引き続き、注目公演が多いですね。

椿姫は、僕も大好きで、DVDやCDをたまに取り出して聴いています。やはりヴェルディの書いた音楽が素晴らしく、誰が歌っても良く聞こえてしまう感じはあります。その中でも、カルロス・クライバーの指揮した2種のCDが気にいっています。

貴ブログの記事を拝見していると、オペラ聴きたいと、思ってきました。当分、予定はありませんが、何か聴きに行きたいと思っています。
返信する
azumino さん、 (narkejp)
2024-02-08 15:05:15
コメントありがとうございます。山響の定期演奏会は、2月がキンボー・イシイ指揮、上原彩子さんのピアノでチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番とメンデルスゾーンの「イタリア」ほか。3月がオッコ・カム指揮、知久翔(Fl)でニールセンのFL協奏曲、サッリネンの交響曲第2番にシベリウスの交響曲第1番というもので、いずれも心待ちにしています。
オペラは、若い頃にNHKが招聘したイタリア歌劇団のテレビ放映で興味を持ち、LDで色々な作品に親しみました。今はヨーロッパの歌劇場で経験を積んだ阪哲朗さんが常任となり、山響の幅が広がってきているため、これまた嬉しい限りです。機会を見て、ぜひ山形においでくささい(^o^)/
返信する
ネコは癒やし (しろまめ)
2024-02-13 11:26:39
「スローガン」の怖さで暗くなった気持ちは、李白くんの後ろ姿で癒やしてもらいます。
指先で、毛を一本抜くといういたずらをしたくなる後ろ姿……。

ところで、そんなに尻尾が太かったっけ?
返信する
しろまめ さん、 (narkejp)
2024-02-13 16:50:24
やんちゃ猫・李白より、「ボクのしっぽが太いのは、もともとなんだ。太ったからじゃないんだぞ」だそうです。実に立派なしっぽでバランスを取り、キャットタワーのてっぺんで周囲を睥睨しております(^o^)/
返信する

コメントを投稿

-オペラ・声楽」カテゴリの最新記事