電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

金属軸がしだいに苦手になってきているのかも

2021年04月20日 06時00分57秒 | 手帳文具書斎
多くの筆記具を使っていると、なんとなく手に取るペンの傾向がわかってきます。昔、若い頃は、ステンレス軸のペンがカッコイイと思っていたのは事実ですし、中高年の年代になっても、けっこう金属軸のペンを買っています。例えばパワータンク・スマートのアルミ軸(*1)、同じくアルミ軸のプレジール(*2,3)、プロシオン(*4)、最近ではジェットストリームのタッチペン(*5)などです。

ところが、他に選択肢がないものは仕方がないものの、他に選択肢がある場合、どうやら金属軸を積極的に選ぶことは少ないことに気が付きました。たぶんその理由は中高年に特有の事情で、指の皮膚の乾燥のせいではなかろうか。乾き気味の指先で金属軸を持つと、うっかり取り落としそうになります。むしろ、プラスチック軸のほうが滑りにくいようです。軽いという理由もありそうですが、学生時代にビックのボールペンの握り部にシリコン・ゴム管をセットしていたように、金属軸にシリコンのゴム管を装着してみようか? いやいや、ノック式あるいは回転繰り出し式のボールペンならともかく、キャップ式の万年筆では無理だなあ。

写真は、初代パワータンクとその後継として購入したパワータンク・スマートのアルミ軸。せっかく替え芯も確保してあるのに、このところ使っていないのです。

(*1):パワータンク・ボールペンのアルミ軸とノートを選ぶ〜「電網郊外散歩道」2012年11月
(*2):通販で注文していたサウンドブラスターとプレジールが届く〜「電網郊外散歩道」2017年9月
(*3):尻軸にヒビが入っていたプレッピー、書きやすくなっているので〜「電網郊外散歩道」2019年3月
(*4):プラチナ万年筆の新製品「プロシオン」を八文字屋本店で発見〜「電網郊外散歩道」2018年8月
(*5):Jetstreamスタイラスペンを妻に贈る〜「電網郊外散歩道」2020年12月


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2 コメント

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万年筆 (安倍禮爾)
2021-04-20 18:04:20
narkejpさん
 そうですねえ、プラスチックの軸のものの方が多いんだろうと思いますし、たとえば万年筆などは、高級品でもプラスチック軸でしょうね。私は日記を書くとき必ず万年筆で、古物屋で300円で買ったSERAIという安物を使っています。これがとても使いやすく、一見黒い高級品風なところも気に入っています。おっしゃる通り、持った時の手の感触がとても良いですし。
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安倍禮爾 さん、 (narkejp)
2021-04-20 19:10:53
コメントありがとうございます。300円のプレッピー万年筆が意外なほど実用的に使えるのと同じで、雑誌サライ(SEREI)の付録万年筆も、中国製とはいうもののペン先はドイツのシュミット製のものを使っていたりしますので、細かな文句を言わなければ充分に使えると思います。手に持った感じはたぶんセルロイドとかエボナイトあたりが良いのだろうと思いますが、今や高級素材でしょうから、プラスチック製で軽くてバランスの良い軸が好ましく感じるようになりました。
件のパワータンク・スマートのアルミ軸は、細身の持ちにくさもあって、なかなか使う頻度が高くならないのだと思います。ではなぜ買ったのだと言われそうですが(^o^;)>poripori
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