
日曜劇場「JIN~仁~完結編」最終回(2時間スペシャル)を観ました。これまで11回、欠かさず観てきましたが、原作の想定の意外性と、かなり具体的な医学的工夫と、役者さんたちの演技とがあいまって、実におもしろい。近頃では一番熱心に観た連続TVドラマでしょう。
今回は、坂本龍馬の暗殺を手引きするはめになった橘恭太郎さんが、上野の彰義隊に参加を誘われ、母・栄さんに別れを告げに帰ります。勝海舟先生が恭太郎さんを国費留学生に誘ったのに、どうしても応じないと聞き、仁先生と咲さんは橘家に出向きます。そこで、恭太郎さんが彰義隊に加わったことを聞き、仁先生は野戦病院の準備のため、咲さんと佐分利先生が引き止めに行くことにします。ところが、恭太郎さんに会えたのはよかったけれど、咲さんが流れ弾に当たってしまい、腕を負傷してしまいます。佐分利先生と恭太郎さんに連れ帰ってもらったものの、多忙な野戦病院で、蘭方医と漢方医が協力して奮闘する現状を見て、咲さんは自分で治療するから良いと主張します。
ところが、これが仇になってしまいます。銃創の周囲に、ペニシリンが効かない緑膿菌が増殖して敗血症を併発、咲さんの命は風前の灯火に。脳腫瘍が進行し、頭痛や手のしびれを自覚していた仁先生は、ずっと前、タイムスリップするときに、緑膿菌に効く抗生物質をポケットに入れていたことを思い出します。恭太郎さんと探しに行ったのですが、江戸時代にやってきた場所にはなくて、仁先生が執刀して胎児状腫瘍を摘出した謎の男が発見された、錦糸町のあたりで、崖からダイビング!すると、仁先生が消えた後に、抗生物質が一本落ちているのを、恭太郎さんが発見します。
仁先生は、現代にタイムスリップ、同僚に執刀してもらって腫瘍も摘出し、ホルマリン漬けの腫瘍の瓶をもって江戸時代に帰ろうとしますが、運悪く帰り損ねてしまいます。その時代はなんだか少し違っているのでした。幕末から明治時代に仁有堂は存在し、土着的にペニシリンを使っていたことが医学史の本には書いてあるのですが、南方仁も橘咲も、その存在が書かれていないのです。南方先生を執刀してくれた同僚(「陽炎の辻」の坂崎磐音役)の先生の解釈では、パラレルワールドだそうですが、仁先生は橘家があった場所を訪ねます。そうしたら、そこには橘医院があり、野風さんにそっくりな女性がいて、医学史を専攻しているのだそうな。先祖の橘咲さんは生涯独身でしたが、野風さんの娘・安寿を育て、橘医院を開いたことが判明。さらに、橘医院のお嬢さんから仁先生に、時を越えた古文書ラブレターが伝えられます。野風さんにそっくりなお嬢さんの名前は、橘未来というのでした。これで、やや違いはありますが、物語のはじめに戻ったことになりますが、ダメ押しで、未来さんが急患で運ばれてきて、難しい脳外科手術に挑むことになります。仁先生、今回は助けようと積極的にチャレンジしようとするところで終わり。

いや、おもしろかった。できれば、原作となった漫画も、読んでみたいものです。
今回は、坂本龍馬の暗殺を手引きするはめになった橘恭太郎さんが、上野の彰義隊に参加を誘われ、母・栄さんに別れを告げに帰ります。勝海舟先生が恭太郎さんを国費留学生に誘ったのに、どうしても応じないと聞き、仁先生と咲さんは橘家に出向きます。そこで、恭太郎さんが彰義隊に加わったことを聞き、仁先生は野戦病院の準備のため、咲さんと佐分利先生が引き止めに行くことにします。ところが、恭太郎さんに会えたのはよかったけれど、咲さんが流れ弾に当たってしまい、腕を負傷してしまいます。佐分利先生と恭太郎さんに連れ帰ってもらったものの、多忙な野戦病院で、蘭方医と漢方医が協力して奮闘する現状を見て、咲さんは自分で治療するから良いと主張します。
ところが、これが仇になってしまいます。銃創の周囲に、ペニシリンが効かない緑膿菌が増殖して敗血症を併発、咲さんの命は風前の灯火に。脳腫瘍が進行し、頭痛や手のしびれを自覚していた仁先生は、ずっと前、タイムスリップするときに、緑膿菌に効く抗生物質をポケットに入れていたことを思い出します。恭太郎さんと探しに行ったのですが、江戸時代にやってきた場所にはなくて、仁先生が執刀して胎児状腫瘍を摘出した謎の男が発見された、錦糸町のあたりで、崖からダイビング!すると、仁先生が消えた後に、抗生物質が一本落ちているのを、恭太郎さんが発見します。
仁先生は、現代にタイムスリップ、同僚に執刀してもらって腫瘍も摘出し、ホルマリン漬けの腫瘍の瓶をもって江戸時代に帰ろうとしますが、運悪く帰り損ねてしまいます。その時代はなんだか少し違っているのでした。幕末から明治時代に仁有堂は存在し、土着的にペニシリンを使っていたことが医学史の本には書いてあるのですが、南方仁も橘咲も、その存在が書かれていないのです。南方先生を執刀してくれた同僚(「陽炎の辻」の坂崎磐音役)の先生の解釈では、パラレルワールドだそうですが、仁先生は橘家があった場所を訪ねます。そうしたら、そこには橘医院があり、野風さんにそっくりな女性がいて、医学史を専攻しているのだそうな。先祖の橘咲さんは生涯独身でしたが、野風さんの娘・安寿を育て、橘医院を開いたことが判明。さらに、橘医院のお嬢さんから仁先生に、時を越えた古文書ラブレターが伝えられます。野風さんにそっくりなお嬢さんの名前は、橘未来というのでした。これで、やや違いはありますが、物語のはじめに戻ったことになりますが、ダメ押しで、未来さんが急患で運ばれてきて、難しい脳外科手術に挑むことになります。仁先生、今回は助けようと積極的にチャレンジしようとするところで終わり。

いや、おもしろかった。できれば、原作となった漫画も、読んでみたいものです。
原作とはいろいろ違うようで、野風さんが未来さんと瓜二つなのもテレビ設定だそうです。
私も原作を読んでみたいです。
テレビが終わったから古本屋にでるかなあ。
※さくらんぼ・・大阪でも山形産を見かけます。
国産は貴重品ですけど。
サクランボは、佐藤錦の収穫がそろそろ終わり、これからは紅秀峰やナポレオンなど晩生種が中心になります。
収穫前も後も農薬を使わない国産品は、いたみやすいのですが、外国産のは船旅でもいたみません。その秘密は、外国産が収穫後に使うポストハーベスト農薬と聞いたことがあります。その点、山形産の安心感ですね。
でも、一度は読んでみたいものです。
ところで、山響の佐藤さんといえば、いつも交流会で拝見するTpの佐藤さんと、Obの佐藤さんと、二人おられると思いましたが、どっちの佐藤さんかなぁ?
我が娘のように、ちゃんばら時代劇が大好きな女性もいなくはないけれど、青年コミックの愛読者という点から判断して、たぶんTpの佐藤さんかな?と推測しております(^o^)/
ご無沙汰しております。
いやあ、よかったですね。
なかなかよく出来た作品ですね。
抑制のかかった時を超えた恋文に感動していました。
原作、是非読んでみて下さい!
今なら本屋に平積みになっていて買いやすいと思いますよ(笑)。
原作後半部にはワタシ的に大好きな伊庭八郎さんという
幕臣も登場しますので、チャレンジして頂けたらなーと
思います。
こういう良質なドラマ、もっと沢山見たいですよね!
咲さんの、抑制の利いた、でも思いのこもった文章は、近頃の某大河ドラマの脚本家にも、大いに参考にしてもらいたいところですね(^o^)/
でも神ではありませんから万能ではありません。私が江戸時代にワープしてもペニシリンは作れないでしょうし、あの時代に開頭手術をしようとは思わないでしょう。また医学監修はしっかり入っていたようですが、脳外科医から見れば「?」なところはいくつかありましたが、それも含めて「漫画」の世界ですから純粋に楽しみました。
しかし、最後の咲さんの手紙はステキでしたね。思わずもらい泣きしてしまいましたよ。某大河ドラマの中学生の学芸会の様な脚本や演技には辟易していましたので、おなじ日曜日に「仁」を観るとほっとしました。
病院ロケは「順天堂大学」でしたが、遊佐出身の佐藤藤佐の子、佐藤泰然がその開祖であり、今遊佐にある順仁堂遊佐病院は同じ佐藤姓でも親戚ではないようですが、順天堂で医学を学んだ人が開祖になっています。ちょっとしたトレビアでした。