果樹の剪定のシーズンには剪定鋸を多用します。毎日のことですので、枝から出る樹液が多く、放置するとヤニや渋が付着して切れなくなってしまいますので、これを落としておかなければいけません。プロの植木屋さんを見ていると、その日の終わりに道具を井戸水にザブっと浸しておいて、後始末をしてからおもむろに道具を水から上げ、よく拭いて片付けているようです。あいにく、果樹園はそうした水の便はあまり良くないのと、作業の途中でも切れ味が落ちてきたときに掃除して切れ味を回復したい。そこで鋸クリーナーの出番です。

今までは、亡父が使っていたスプレー式の鋸クリーナーを引き続き使っていたのですが、先日ついに使い切ってしまいましたので、農家の店に行って代わりに使える製品を探して来ました。そこで見つけたのが「ヤニピカ」というハンディタイプの製品です。
ヤニピカ
こちらは小型のプッシュ式スプレータイプのもので、ノコギリにシュッシュッと吹き付け、20秒ほどおいて雑巾で拭き取ると、ヤニが面白いように取れます。作業に戻ると切れ味が復活しています。シーズンが終わるときには鋸のヤニを取ってきれいにして保管します。たいへんありがたい便利な製品です。
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