電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

『ペリカン文書』(下)を読了

2005年07月12日 20時36分01秒 | -外国文学
帰宅してから、昨日から読んでいる新潮文庫、ジョン・グリシャム著『ペリカン文書』の下巻を読了した。ダービー・ショウはワシントン・ポスト紙の記者グレイ・グランサムの協力により、ついに有力な証人となる弁護士を見つけ出すが、彼はすでに事故を装い殺害されていた。だが、殺されることを予感した弁護士は、ひそかに宣誓供述書をしたため、ビデオにより証言を行っていた。銀行の貸金庫からこれらの証拠品を入手し、ワシントン・ポスト紙はこのスクープ記事を掲載する。

先にテレビ放映された、ジュリア・ロバーツとデンゼル・ワシントンが共演した映画もなかなか面白かったが、ビデオデッキが壊れてしまい、残念ながらもう一度見ることができない。デンゼル・ワシントンの活躍を見ていると、かつてシドニー・ポワチェが歩まねばならなかった道のりの遠さが思われる。「野のユリ」は良かったなぁ。
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