音楽のネット配信が増えたら、音楽CDやDVDの生産量が増えたと言う。ネット配信で親しんだ音楽を、CDやDVDで手にしたいと思う人は結構な数がいる、ということだろう。たとえば、荒川静香選手が金メダルを取った「トゥーランドット」の音楽を、解説書のついたCDで聞きたい、という人はたぶん大勢いたのだ。
音楽のネット配信が増えたために減少したものというと、レンタル屋さんだという。それはそうだろう。音楽CDはわざわざレンタル屋に行って借りて来るほどのことはないだろうから。購入できる価格なら、たぶん買うだろう。
私の場合は、クラシック音楽のCDを置いてくれるショップが減少したと思う。ネット通販で購入できるとはいうものの、身近にクラシック音楽を手にするお店がないのは寂しいものだ。
音楽のネット配信が増えたために減少したものというと、レンタル屋さんだという。それはそうだろう。音楽CDはわざわざレンタル屋に行って借りて来るほどのことはないだろうから。購入できる価格なら、たぶん買うだろう。
私の場合は、クラシック音楽のCDを置いてくれるショップが減少したと思う。ネット通販で購入できるとはいうものの、身近にクラシック音楽を手にするお店がないのは寂しいものだ。
ユニバーサルのDVDの限定廉価盤企画がありまして(6月7日発売)、ラインナップされているオペラ作品をHMVのWEBショップで調べていたのですが・・・受注本数は先日時点で「トゥーランドット」が1位でした。「アイーダ」、「魔笛」、「カルメン」よりも多いのです。
DVD鑑賞環境が整ってきた折りに「トゥーランドット」が注目されたという巡り合わせもあるのでしょうが、やはり「恐るべしオリンピック効果」と思います。
クラシック全体を見たとき、オムニバスの「ベスト100もの」、また、「トゥーランドット」、「モーツァルト・イヤーもの」が効果をもたらしていますね。結局は「一過性のブーム」で終わるのか、それとも「今度のは違うよ」と言える推移になるか分かりませんが・・・しかし、息の長いブームになっているような気がします。
クラシック音楽CDの在庫が充実しているショップは限られていますね。WEB通販が充実していますからこちらを利用したほうが合理的な買い物ができるのでしょうが・・・実在店舗で棚から商品選びする楽しみはやはり捨てがたく・・・。
クラシック音楽をやめてしまったショップは、やっぱり商売になりにくいんでしょう。カラヤンのレコードを置いておけば売れた時代ではなくなったからでしょうか。それとも、若者が「クラシックが好き」などと言うと周囲にいじめられるからでしょうか。