電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

廉価万年筆Preppyにカーキブラック・インクを補充〜いくつかの雑感

2022年03月30日 06時01分38秒 | 手帳文具書斎
愛用しているプラチナ社の廉価万年筆プレッピーPreppyのインクが空っぽになっていましたので、コンバータに同社のクラシックインクのシリーズからカーキブラックを補充しました。前回、補充したのが昨年の9月上旬ですので、3月下旬まで半年以上使ったことになります。記録によれば昨年は年2回、一昨年は年3回補充していますので、概ね通常のペースではないかと思います。用途はもっぱら備忘録ノートのタイトル行を目立たせるためだったり、あるいは図解の色分けに使ったりと、思っていた以上に使っています。これで大量の文章を書いたりはしていませんが。

そういえば、そろそろ別のPreppy(ただしくはプレピーらしい)の黒インクがなくなりそうです。こちらはインクカートリッジの交換で対処する予定。





ところで、当ブログでは時事的な話題は極力扱わず、いたって人畜無害なスタイルで一貫していますが、昨今のウクライナ情勢とロシア国内の状況とを報道でみていると、いくつか気づくことがあります。それは、この戦争を起こしたのはロシアのプーチン政権(大統領とその側近等)であり、ウクライナ側に大きな責任を帰することは難しいということ。一方で、世論調査の結果から見て、ロシア国内ではプーチン政権を支持する層が一定程度いるということです。むろん、世論調査の手法が欧米流とはだいぶ異なり、無作為抽出・無記名の調査ではなくて、姓名を把握された上で支持か不支持かを問われるわけですから、不支持を明確に答えるには相当の覚悟が必要だと言えるでしょうから、実態はもっと支持率は低い可能性がありますが。

これをどうみるのか。この戦争の責任は、一義的にはプーチン政権にあり、利益を得て(甘い汁を吸って)政権を支える層も二義的な責任を負うことになるでしょう。しかし、一般のロシア国民にまで責任を広げることは、政権の一義的な責任を分散させ薄めることになるでしょう。なんだか、昭和の時代に論じられた太平洋戦争の責任論にも似ている構図ですが、違うのは現代が情報化社会であり、だれがこの戦争を始めたかが世界に広く知られている、ということでしょうか。

諜報機関出身の大統領は、ロシア国内で愛国心に訴えるプロパガンダを展開しているらしいけれど、これも紛らわしいごまかしが含まれているようです。

  • 国を愛するというとき、国土を愛するのと国民を愛するのと政府など国家機関を愛するのと、ごっちゃにされることが多いですが、厳密には内容が違うはず。
  • 国土を愛し、国民を愛する人でも、時の政権を愛するとは限らない。愛されない政権ほど、国土と国民への愛を国家機関への愛もしくは忠誠に結びつけようとすることが多いのでは。

国土を愛し、国民を愛する人が、他国へ行って戦争をしてくるように仕向ける政権まで同様に愛するとは限らないのではなかろうか。

ん? 本記事よりも雑感のほうが重くなった気がするぞ(^o^;)>poripori


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