電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

急速な春の訪れに剪定枝の処理を急ぐ

2015年03月17日 06時08分07秒 | 週末農業・定年農業
急速に春がやってきて、雪に埋もれていた剪定枝が露わになっています。週末農業は、剪定枝の処理を急がねばならない時期に入りました。この土日は幸いにも好天に恵まれましたので、妻と二人、裏の畑で剪定枝の処理に追われました。ラジオを聞きながら、切り落とした枝をざっと束ね、一ヶ所に集めます。早朝は風がなく安定していますので、少しずつ焼却処理をします。

この草木灰は、炭酸カリウムなどの形で植物に必要な(窒素以外の)栄養素を含みますので、堆肥とともに、昔ながらの良い肥料となります。もしも、剪定枝を産業廃棄物として外部に処理を委託すると、結局は化学肥料に依存するばかりで畑の地力が弱まってしまい、略奪農業となってしまいます。そんなわけで、この剪定枝の焼却処理が、畑の中の無機栄養分の循環に貢献することになるのだそうです。

なるほど、そういう見方をすれば、これは廃棄物処理ではなくて、昔ながらの伝統的な肥料製造工程の一部とみなすことができます。当地で剪定枝の焼却処理が条例で認められている根拠は、このあたりにあるのかもしれません。



とは言いながら、実はワタクシ、こういう焚き火が昔から大好き。野外での芋煮会などでは、率先して焚き火係をつとめたほどですので、腕前も折り紙付きです(^o^)/
お天気の良い休日に、野外で盛大に焚き火をするなどは、都会暮らしの方々には夢のような趣味・道楽に思えることでしょう。「ど」がつくほどの田舎に暮らす醍醐味を感じるひとときです(^o^)/

コメント    この記事についてブログを書く
« 春が来た!! | トップ | ビジネスホテルのデスクライト »

コメントを投稿

週末農業・定年農業」カテゴリの最新記事