電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

全く問題が生じていない万年筆の近況

2020年09月11日 06時01分19秒 | 手帳文具書斎
複数の万年筆を使っていると、全く問題が生じなくてスムーズに使い続けているものと、時々に問題を生じてそのつど対処しているものとがあることに気づきます。前者は当ブログで記事に取り上げられることはごく少なく、後者はしばしば記事にされるため、後者のほうが使用頻度がずっと高いような印象を受けてしまうほどです。

では、ほとんど愚痴を言ったことのない万年筆の近況は:

  • プラチナ #3776ブルゴーニュ(F) 購入してすぐ落っことして修理してもらったことがありました(*1)が、その後は全く快調です。使用インクは同社の古典ブルーブラックをコンバータで。胸ポケットに常備して、細字で手帳等のメモ書きのほか、仕事上の記録などにけっこう幅広く使っております。書き味はスムーズで、大きな文字で大量に書く用途には少々線が細すぎるのですが、小さな文字で細かくメモするには便利なものです。
  • TWSBI ダイヤモンド580Alラヴァー(M) モンブランのロイヤルブルー・インクとの相性も良かったのか、購入後は全くノートラブル。インク容量が大きく書き味も良好で、A罫(7mm)のノートに大きめの文字で大量筆記するにはちょうどよく(*2)、備忘録ノートなどで出番が多いです。
  • プラチナ プレッピー(0.3) プレジールのノヴァ・オレンジのアルミボディに換装し、カートリッジで同社の古典ブルーブラックを使用中です。ときどきスポイトで同ボトルインクを補充。日常用途でブルゴーニュの代わりにひょいと取り上げて使う場面が多いかな。自作ダイアリーにはほぼこれで記録しています。



パイロットのカスタム・グランディは一番古くからの付き合いで、使っている年数が40年を超えました。近頃あちこちで不具合が出ていましたが、先日の修理で面目を一新しています。これまで称賛と愚痴と両方とも多いのは、それだけ使い込んでいるからでしょうか。

(*1):ブルゴーニュ万年筆を落っことし修理を依頼する〜「電網郊外散歩道」2013年10月
(*2):TWSBIダイヤモンド580ALラヴァーの筆記量を再確認する〜「電網郊外散歩道」2016年11月



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