電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

モーツァルト「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」を聴く

2023年04月08日 06時00分48秒 | -室内楽
お天気が晴れていれば畑に出て気持ちよく農作業にいそしむところですが、昨日あたりはなんだか雨模様で、屋内作業を余儀なくされていました。「晴耕雨読、年中音楽」が私のモットーですが、晴天続きの乾燥した土を潤す春雨では、さほど沈んだ雰囲気にもなりません。気温はちょいと寒いけれど、天然の蒸留水による慈みの雨のようなありがたさもあります。

本日、取り上げたのはモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」です。手元のCDは、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団による1968年の録音で、著作権法の「改正」で残念ながらパブリックドメインにはなりそこねたようで、CBS-SONY の正規盤(32DC-213) です。きりっと引き締まった明晰で活力に富む演奏で、私のお気に入りです。ほぼ同じ時代のワルター/コロムビア響の演奏もパブリック・ドメインになっていますが、これはワルターらしく比較的ゆったりしたテンポでした。

YouTube で探したら、弦楽四重奏にコントラバスを加えた弦楽五重奏で演奏した動画がありました。オーケストラの弦楽合奏もいいけれど、こういう演奏もいいなあ。

Mozart, Eine kleine Nachtmusik KV 525 , The Gewandhaus Quartet


そういえば、以前、山形弦楽四重奏団が村山市のバラ公園で演奏会を開いた際に、この曲を演奏した(*1)ことがあったなあ。

(*1): 今年も東沢バラ園で山形弦楽四重奏団の演奏会を聴く〜「電網郊外散歩道」2013年9月


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