アプリケーションを起動したとき、ウィンドウ・サイズが最大化されたほうがよいのかどうかは、利用者の流儀や事情によるところが大きいと思いますが、当方は複数のウィンドウを開いて作業することが多く、最大化しないほうがありがたいのです。とくに、昨今のネットブックのような横長のディスプレイでは、一行の長さだけがやけに長くなり、読みにくいことこの上なしです。むしろ横幅を抑えて、正方形に近いウィンドウ・サイズで、横に並べて配置するほうが画面が見渡せて良いと感じます。
そんな事情から、Dell の Inspiron Mini10v における、アプリケーションのウィンドウ・サイズ強制最大化のしくみを調べてみました。すると、どうやら maximus というのがその役割をになっているらしい(*1)。
(*1):Dell Inspiron mini 9でDell版Ubuntuを活用する(1)より「最大化」~Ubuntu Weekly Recipe
それによれば、
というファイルの一部をちょこっとだけ直すことで、自分で管理ができるようになるとのこと。で、やってみました。ふつうに「アプリケーション」-「アクセサリ」-「テキストエディタ」で gedit を起動し、該当のファイルを開いて編集を保存しようとすると、「権限がない」と叱られます。そこで、Ubuntu Linux のお約束、ターミナル上で、sudo コマンドで gedit を起動することとしました。
面倒な長~いファイル名は、途中で TAB キーを打つと、自動的に補完してくれますので、楽チンです。そしてこのファイルの最後にある、
に変更して保存終了。これで、いったんログアウトして再びログインすると、「システム」-「設定」-「セッション」に、
の項目が増え、見えるようになっています。そこでこのチェックを外し、閉じます。
ここで再びログアウトして、新しいウィンドウ環境でログインします。ためしに gedit を起動すると、前回の終了時と同様に最大化しますので、ウィンドウサイズを調整して保存しました。次に起動したときは・・・ちゃんと調整したウィンドウサイズで起動しました。やったね!
これで、小さな awk スクリプトを書いて、テキスト備忘録の検索加工処理が「見える化」できます(^o^)9
そんな事情から、Dell の Inspiron Mini10v における、アプリケーションのウィンドウ・サイズ強制最大化のしくみを調べてみました。すると、どうやら maximus というのがその役割をになっているらしい(*1)。
(*1):Dell Inspiron mini 9でDell版Ubuntuを活用する(1)より「最大化」~Ubuntu Weekly Recipe
それによれば、
/etc/xdg/autostart/maximus-autostart.desktop
というファイルの一部をちょこっとだけ直すことで、自分で管理ができるようになるとのこと。で、やってみました。ふつうに「アプリケーション」-「アクセサリ」-「テキストエディタ」で gedit を起動し、該当のファイルを開いて編集を保存しようとすると、「権限がない」と叱られます。そこで、Ubuntu Linux のお約束、ターミナル上で、sudo コマンドで gedit を起動することとしました。
$ sudo gedit /etc/xdg/autostart/maximus-autostart.desktop
面倒な長~いファイル名は、途中で TAB キーを打つと、自動的に補完してくれますので、楽チンです。そしてこのファイルの最後にある、
NoDisplay=true を
NoDisplay=false
に変更して保存終了。これで、いったんログアウトして再びログインすると、「システム」-「設定」-「セッション」に、
■Maximus Window Management
の項目が増え、見えるようになっています。そこでこのチェックを外し、閉じます。
ここで再びログアウトして、新しいウィンドウ環境でログインします。ためしに gedit を起動すると、前回の終了時と同様に最大化しますので、ウィンドウサイズを調整して保存しました。次に起動したときは・・・ちゃんと調整したウィンドウサイズで起動しました。やったね!
これで、小さな awk スクリプトを書いて、テキスト備忘録の検索加工処理が「見える化」できます(^o^)9
> 面倒な長~いファイル名は、途中で TAB キーを打つと、自動的に補完してくれますので、
いつも不思議に思うんですが、なんでターミナル経由で管理者権限を使うとき、最後までファイル名を打ち込むんでしょうね。もちろん、TABの補完があるからOKなのかもしれませんけど。
私はコマンド打ち込むのが好みではないので、最初から最後までGUIで操作しますけれど、仮にターミナルから管理者権限使うとしても、
> $ sudo gedit
でgeditを立ち上げておいて、そこからGUIで開きます。その方がわかりやすい気がするのは、まあ慣れと好みの問題とは思うのですけれど。
本題と関係のない話題で失礼しました。
ところで、sudo gedit だけではだめなのか、という点、当方は CUI に慣れてしまっているために、シェル補完に頼る傾向があるからだと思います。
あとは、コマンドライン上のツールを瀕用するから、というのもあります。コンピュータの更新でデータを移行するとき、nkf で20年間のテキストファイルの文字コードを変換することを考えると、ついシェルスクリプトで自動化することを考えてしまいます(^_^;)>poripori