今年、農協に出荷した桃の精算伝票がそろいましたので、結果をまとめてみました。今年の特徴は、非常勤の勤務もなくなり、2019(令和元)年以来の農家専業になったことと、出荷品種「あかつき」「川中島白桃」に「美晴白桃」が加わったことです。例によってパソコンの表計算に入力し、雨降りのお天気を良いことに、いろいろな角度から結果を分析してみました。その結果、
などが判明しました。うーむ、全体的にはサクランボの不作をカバーできるほどではないけれど、明るいニュースには違いない。失敗もあったけれど、私、がんばった(^o^)/
- ほぼ全量を収穫・出荷でき、出荷数量は増加して箱数ベースで昨年比113%となった。樹はどんどん大きくなるわけで、「あかつき」若木の成長による増加が大きい。
- 出荷の内訳は、大玉が51%、中玉が33%、小玉が16%と、小玉が減り大玉が増加した。これは昨年の反省を活かし、摘果を根気よく実施したのが効果的に作用したもの。
- 出荷金額は、昨年比で176%、一昨年比で136%の伸び率で、出荷数量の伸び率と考え合わせると、市況が良好だったこととともに、単価の高い大玉の比率が多くなったことが影響している。
- 収穫作業に従事した日数は、退職前はほんとに週末農業で頑張っても7日が限界だったけれど、専業となった今年は、お盆の期間を除き、8月上旬から9月初旬まで計20日を超えた。これは見込み違いで、ちょっと多すぎる。
- この時期、8月末〜9月初旬に桃の収穫と選果、出荷にかかりきりになったために、他の農作業、とくに野菜の種まきと植え付けに影響がでた。毎年70株も植え付ける白菜の作業タイミングを逸したことは大失敗で、影響が大きい。来年は、樹はさらに大きくなるわけなので、従事日数をこれ以上増やさない対策を考える必要がある。
- 具体的には、反射シートを併用して赤くなるのを促進することと、小玉ばかりがざくざくなりがちな老木を間引き伐採して若木に世代交代することで、経営規模の過度な肥大を抑制すること、などか。
などが判明しました。うーむ、全体的にはサクランボの不作をカバーできるほどではないけれど、明るいニュースには違いない。失敗もあったけれど、私、がんばった(^o^)/
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