電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ようやく『本好きの下克上』の更新に追いつく

2016年12月05日 06時03分38秒 | 読書
10月に読み始めたWEB小説『本好きの下克上』(*1)は、PDFをダウンロードした分を少しずつ読み進め、さらに最近の更新分を読み終えた(*2)ところです。作者は12月中旬まで忙しいらしく、しばらく新しいお話を読むことはできませんが、ちょうど良いタイミングで追いついたことになります。魔法の世界のファンタジー小説ではあるのですが、中世のヨーロッパみたいな世界に転生してしまった主人公が、自分が読みたいという理由で本を作ろうと印刷術を「発明」することになるあたり、そして植物紙とガリ版や活版印刷で作られた本が徐々に周囲を変えていってしまうあたりが、なかなかおもしろいです。こういう物語をディスプレイで読んでいると、ほんとに紙に印刷された本が読みたくなります。ただし、PDF で10,868頁もありますので、自分で印刷して読むのは現実的ではありません。一瞬、テキストファイルを自分でLaTeX で組版して印刷して‥‥と考えたことはナイショです(^o^)/



土曜出勤の帰りにようやく夏タイヤを冬用のスタッドレスタイヤに交換してもらい、日曜日は自宅の外回りの雪囲いをしました。庭木の雪囲いはまだ未了です。もう少し雪が降らないでいてくれると良いのだけれど。

(*1):WEB小説『本好きの下克上』を読み、Edgeの不都合さに気づく~「電網郊外散歩道」2016年10月
(*2):本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません


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2 コメント

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書籍版と漫画版もお勧めです。 (がりぃ)
2016-12-05 18:40:30
こんばんは。
そこはやはり書籍版がお勧めです。
Web版で読んだ人にも嬉しい書籍版限定SSと原作のイメージ通りの美麗なイラスト付きです。文章も随所で改稿されています。
それから漫画版もお勧めです。
漫画版の作者の方がちゃんと原作を読み込んでいて、髪飾りや紙漉きなど実際に体験されたものを漫画版に盛り込まれていますので、原作の雰囲気をしっかり味わうことができます。
原作者、イラストレーター、漫画版作者、そして読者まで本好きが揃っているからこそ、本好き世界が良い雰囲気なのだと思います。
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がりぃ さん、 (narkejp)
2016-12-05 21:36:51
コメントありがとうございます。『本好きの下克上』を、なかなかおもしろく読みました。膨大な量を、二ヶ月で読むのはけっこう大変でした。雪囲いが進まなかったのは、そのせいもあるかもしれません(^o^)/
漫画版ですか。まるで、テレビドラマをきっかけに、漫画の『仁~JIN~』にはまったときのようですね~(^o^)/
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