電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

山響第271回定期演奏会でチャイコフスキー、メンデルスゾーンを聴く

2018年09月03日 06時03分27秒 | -オーケストラ
ようやく雨が上がった日曜日、午前中に収穫した桃(川中島白桃)を昼前に農協へ出荷し、午後は近隣の町の親戚宅に運びながら山形市のテルサホールに向かう心づもりで出かけました。このときは、開演時刻をてっきり16時と勘違いしており、15時に着けば良いだろうとのんびりしていましたが、なんとなく虫の報せで「高速で行こう!」と決断。愛車マツダ・デミオ・ディーゼルを駆って山形市へ。ホールに入ると、いつもの行列がない。あれ〜、おかしいな、とこのときも頭の中は16時開演のつもり(^o^)/
もう始まってますよ〜!と言われてようやく気づきました。そういえば、いつから15時開演になったんだっけ! 頭の中は桃の段取りで忙殺されており、演奏会のチケットを忘れていなかったのが不幸中の幸いでした(^o^;)>poripori

今回のプログラムは、

  1. ワーグナー/ジークフリート牧歌 作品103
  2. チャイコフスキー/ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 作品33
  3. メンデルスゾーン/交響曲 第3番 イ短調「スコットランド」作品56 
      阪 哲朗:指揮、岡本 侑也:チェロ、山形交響楽団

というものですが、最初の曲目、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」はホールのロビーで、モニターテレビで眺めることになってしまいました(^o^;)>poripori

演奏が終わり、拍手も終わった頃合いをみて入場、座席を探すとチャッカリ別のカップルが座っているし、なんだか多難な演奏会だなあ(^o^)/

でも、チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」の演奏が始まると、冒頭部が「総天然色」アニメ映画「森は生きている」の場面に使われていたのを思い出し、まだ若いソリストは知らないだろうなあ、などと余計な感慨を抱きながら聴いておりました。演奏は唖然とするほどの見事なもので、すごい才能です。アンコールがまた唖然呆然、



当然のことながら知らない曲でしたが、ほんとに圧倒されました。



休憩の後は、メンデルスゾーンの「スコットランド」交響曲。楽器編成は、8-7-5-5-3の弦楽5部が対向配置、Fl(2)、Ob(2)、Cl(2)、Fg(2)、Hrn(4)、Tp(2)、Timpというものです。演奏が始まると、ほんとに気持ちよく、途中の第3楽章あたりは完全に記憶無し。うーむ、ちょいと疲労気味かな〜。でも、第4楽章は完全復活(^o^)/

そうそう、プログラムの楽団員インタビューに、チェロの茂木明人さん(*1)が登場していました。印象に残るチェロ奏者はダニール・シャフランだそうで、山形で見つけたお気に入りは合唱団「じゃがいも」とのこと。このインタビューで初めて知りました(^o^)/ タイトル通り、「地方都市での落ち着いた生活に憧れ、山形に」すっかり定着しているみたいです。

(*1):茂木日誌


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