電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ドヴォルザーク「スラブ舞曲第2番」をVnとPfの二重奏で聴く

2008年06月22日 20時24分39秒 | -室内楽
連日の出張で、音楽を聴く時間がなかなか取れません。ちょっとした空き時間をみて、ようやく音楽CDを聴きました。たぶん、規模が大きく演奏時間の長いものは不向きだろうと、持参したのがヨゼフ・スーク(Vn)とアルフレート・ホレチェック(Pf)によるドヴォルザークの「ヴァイオリンとピアノのための作品全集」(DENON COCO-70545/6)。本日は、この中から Disc-2 に収録された「スラブ舞曲第2番ホ短調Op.46-2」等を聴きました。

もともとが四手のためのピアノ作品であるらしいスラブ舞曲は、ジョージ・セルとクリーヴランド管のCDやコシュラー指揮チェコフィルのLDなど、オーケストラの演奏でなじんでおります。ヴァイオリンとピアノの二重奏による録音は、この2枚組CDが初めて。でも、まるで本来ヴァイオリンとピアノのための作品であったかのように自然な編曲、演奏です。

ピアノの打鍵に続くヴァイオリンの重音で始まり、美しいヴァイオリンの音で、あの懐かしい旋律が奏でられると、そこはもう懐かしさいっぱいのスラブ舞曲の世界。よく聴けば、ヴァイオリンの音域上の制約から、特に低音域のところが、本来の旋律とは違っていますが、不思議に違和感を感じません。

■ヨゼフ・スーク(Vn)、ホレチェック(Pf) 4'40"

参考までに、オーケストラによる演奏では、

■ジョージ・セル指揮クリーヴランド管 5'21"
■ズデニェク・コシュラー指揮チェコ・フィル 4'59"

そういえば、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の代表的な録音であるスラブ舞曲集を、まだ取り上げていなかったかもしれません。うかつと言えばうかつな話で(^_^;)>poripori

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