電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ヤンソンス指揮コンセルトヘボウ管でシベリウスの交響曲第2番を聴く

2016年04月17日 06時02分25秒 | -オーケストラ
最近の通勤の音楽で、USB-メモリに保存されたいろいろな音楽から、昔のステレオ初期の録音を連続して聴いていたためか、たまたまロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団120周年記念で公開されたmp3でシベリウスの交響曲第2番が、たしかビットレート320kbpsの音で流れたとき、思わずハッとしました。それまで聴いていた1950年代末~1960年頃の演奏も、充分に楽しんでいたのですが、マリス・ヤンソンス指揮で2005年に収録された演奏の、音の鮮明さ、自然さに今さらのように驚きました。

何を今さら、ビットレートも違えば録音年代も違うものを、しかもカーステレオでの音で、ああだこうだと言ってもしかたがないとは思いますが、半世紀を隔てた二つの録音には、思わずハッとするほどの違いが、確かにありました。

そこで、週末農業の空き時間を利用して、久しぶりにロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の120周年アニヴァーサリー・イヤーのmp3を収録したフォルダを開き、ONKYOのミニコンポに接続した簡易なPC-audioで、シベリウスの交響曲第2番を聴いてみました。うーん、いいなあ~。たしかに、これはいいなあ~(^o^)/

当方、シベリウスの2番と言えば、まずはジョージ・セルとクリーヴランド管の2枚組CD、1970年の訪日の際の格調高い録音を取り出しますが、その他にはカラヤン指揮ベルリンフィルのCDも、ときどき手にします。今回、演奏の見事さとともに、音の鮮明さ、自然さの点から、この録音に注目することとなりました。

(*1):セル/クリーヴランド管の来日公演ライブ録音のこと~「電網郊外散歩道」2005年7月
(*2):カラヤンのシベリウス「交響曲第2番」を聴く~「電網郊外散歩道」2005年8月

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