電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

叔父の遺品のモンブランで使っていたインクは何だろう?

2015年07月24日 06時04分14秒 | 手帳文具書斎
記念にいただいた叔父の遺品の万年筆は、モンブランのマイスターシュテュック149というものらしいです。胴軸の大きさといい太さといい、ペン先の18Kという表示からみても、ほぼ間違いないでしょう。叔父は、出版社の編集者だったという商売柄、けっこう使い込んでいるようで、五年や十年ではなさそうです。仮に1990年頃のものとしても、ずいぶん高価だったことでしょう。現在のお値段は、親会社のブランド戦略もあって、田舎在住の中高年には違和感ありあり、まず自分で購入を考えることはありえない製品です。叔母さんの気持ちを考え、大事に使わなければいけません(^o^;)>poripori



では、使っていたインクはいったい何だったのだろう? ブルーブラックであることは間違いないのですが、メーカーはどこ?

  • 40年前に、ペリカン万年筆をいただいた頃は、たしかパーカーのQuinkのブルーブラックを好んで使っていたと記憶しています。
  • 最近は、年齢のせいか、あるいは病気がちだったせいか、あまり外出していなかったようです。ネット通販というのは考えにくく、ごく近所で入手しやすいものだったはず。
  • 遺品の万年筆が置いてあったペン皿の近くには、特徴的なパイロットのインク瓶が置いてありました。

今となっては、本人に確かめることはできませんし、胴軸に残ったインクの色合いで判断するしかありませんが、可能性が高いのは、パイロットのブルーブラックかも。パイロットのブルーブラックのボトルを入手して、確かめてみる必要がありそうです。

パイロットのブルーブラックの場合は、単純な水洗いではダメで、中性洗剤を使うように書いてあるそうな。おそらくは、なにか油性の物質をエマルジョンのような形で懸濁してあるのかもしれません。実際にパッケージを見ると、「インキの色を変える場合はぬるま湯でペン先、首部をよく洗ってください」とあります。いずれにしろ、当面は同じインクを補給して使いつづけるのが良かろう、という判断です。

さて、本当は何のインクなのだろう? 興味深いところです。

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