電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

近ごろ聴いている音楽

2008年04月27日 06時13分14秒 | クラシック音楽
単身赴任先のアパートでは、まだ音楽を聴く環境が整っておりません。パソコンに接続した小型のスピーカと携帯CDプレーヤーだけです。イヤホンで聴けば、どんなCDでも聴くことができますし、小型とはいえ一応スピーカから音を出すことはできます。でも、数日間の出張ならいざしらず、毎日のこととなると、やはり不満が出てきます。リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」を、パソコン用の小型スピーカで、はたして満足できるか?とても無理です。音楽は、音の楽しみなのだとつくづく思います。高音から低音まで、バランス良く鳴ってくれるようでないと、特にオーケストラ作品などは、楽しめません。

そんなわけで、「シェエラザード」はもっぱら通勤の車中で聴いております。桜の花吹雪と新緑の芽吹きの中の郊外路を、信号も少なくほとんどノンストップで走る快適さは、「シェエラザード」の音楽とともに、また格別です。演奏は、以前も記事にした、オスカー・ダノン指揮のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。車専用に、某中古書店で確信犯的にダブり買いをしたCDです。

アパートでは、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタを聴いております。ヨセフ・スークとヤン・パネンカの演奏で、今は第9番と第10番を1枚に収録したCDです。このくらいの編成ですと、ピアノの低音に不満は残りますが、なんとか楽しむことができます。

週末に帰宅し、さて自室で何を聴こうかとCD棚を探すのも、楽しみです。今日は、アルゲリッチのシューマンでも聴きましょうか。
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