電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

老母の胃ガン手術終わる

2006年01月30日 20時29分20秒 | 健康
先に大腸ガンの手術を受けた老父に続き、こんどは老母に胃ガン発見。昼すこし前から手術室に入り、腹腔鏡補助下胃切除術を受けた。昔と違い、今は開腹切開の長さもごく短く、出血も最小限ですんだという。手術後に、執刀医から胃の切除部を見せてもらった。胃壁の内面に、百円玉くらいのひきつれたような痕があり、そこからうすく広がった形でガン組織が見える。胃を3分の1ほど残してビルロートII法により小腸(十二指腸?)と吻合したという。リンパ節の二箇所に腫脹が見られ、ガンに由来するものかどうか不明とのこと。これは病理検査の結果待ちだろう。
主治医の許可を得て、胃の切除部をデジタルカメラに収めてきた。ただし、あまりになまなましいので、本ブログに掲載することはしない。ガン組織の顔つきというのも妙な言い方だが、老父の大腸ガンとは顔つきがだいぶ違い、ひそかに表面に広がるタイプの油断のならないヤツ、という気がした。
老母の麻酔も醒めて、思ったほど大変ではなかった、との本人の感想。このあたりは、お産を経験している女性の強さだろうか。

なお、記述中にいくつかの専門用語が出てきますが、基本的に主治医の説明の受け売りであり、当方は医療関係者ではありません。むしろ、主治医の先生の説明がわかりやすく、よく理解でき、たいへん安心しました。ありがたいことです。
コメント (2)