電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

妻と二人でランチに出かけた

2023年07月23日 06時00分35秒 | 散歩外出ドライブ
野菜畑の収穫や伸びる一方の草取りに追われて「もういや〜!」と音を上げた妻を慰労すべく、心優しい夫は妻をランチに誘いました。出かけた先は、山形市の霞城セントラル。24階の中華料理店「紅花楼」です。家を出たときは小雨模様だったのに、到着したらお天気も上がり、展望も充分です。



今年はサクランボもスモモも不作とあって、あまり贅沢はできませんので、ビジネスランチとしましたが、いや、これだけボリュームがあれば古希の爺さんには充分でしょう(^o^)/





デザートにソフトクリームを頼みました。女子高生みたいですが、これが美味しかった〜(^o^)/





妻も満足してくれたようです。帰りはスモークたまご「スモッち」を買って帰りました。久々のドライブで、軽トラックに出番を奪われてすねていた愛車マツダ・デミオディーゼルXDも、じゅうぶんに満足したことでしょう(^o^)/

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旅の空から〜草津温泉の緑色は高温酸性を好む温泉藻の一種

2023年07月11日 06時00分25秒 | 散歩外出ドライブ
先頃、両親の最後の旅行の旅程をたどり、群馬県の草津温泉に行ってきましたが、そこで興味を持ったのが湯畑と硫黄、それに湯の流れにそって見られる濃い緑色でした。源泉から湧き出すお湯は温泉に利用するには熱すぎます。これを適温まで冷やすのに、冷水を混ぜる方法は湯量が多すぎて不向きです。そこで、高温の湯の流れを連結した木箱に導き、外気に接する表面積を多くして自然に冷却する、いわば空冷によって温度を下げようというのが湯畑の工夫でしょう。さしずめ自動車のラジェータのようなものでしょうか。



そこに堆積する黄色いものは、これはおそらく硫黄でしょう。火山性の温泉に特有のニオイは硫化水素でしょうし、このへんは当地の蔵王温泉などでもおなじみのものです。泉質も同様にpHが1とか2とかの強酸性で、昔の人は疲労回復のほかに水虫のような真菌由来の皮膚疾患に対する効能なども意識して利用していたものと思われます。ただし、宿泊した旅館の温泉は酸性泉ではあるけれどそれほどきつい硫酸泉ではなさそうで、これは利用する源泉の位置によって泉質が異なるようです。草津温泉の多様性と言うべきでしょうか。




ところで、私が印象的だったのは、湯畑の滝に見られる緑色でした。源泉をたどると、上流にも流れに沿って緑色になっており、ふと「もしかしたら緑色硫黄細菌?」と思いつきました。で、Wi-Fi が使えるところで「草津温泉 緑色」で検索してみると、残念! 絶対嫌気性の緑色硫黄細菌ではなくて、45℃前後の高温と強酸性域で生育するイデユコゴメ属の温泉藻の一種なのだそうな。そうなのか、やっぱり「百聞は一見に如かず」です。

亡父にとっては亡くなる2年前、82歳で体力的にもきつかったのではないかと思いますが、坂道をずいぶん歩いたのだなと感心します。母も膝が悪く階段のような上り下りは不自由だったと思いますが、温泉に入ってのんびりして、さぞやゆっくりできたことでしょう。とはいうものの、息子はやや感傷的になりはしますが、旅行するにも視点は化学や生物から離れません。どうも、無粋なことこの上なし(^o^)/ 思わず苦笑いです。

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富岡製糸場を見学〜旅の一部から

2023年07月07日 19時04分33秒 | 散歩外出ドライブ
今回の旅行は、生前、両親が旅した最後の旅程をたどるもので、昨年の晩秋に没した母の介護ごくろうさまという慰労の意味も兼ねて、関東在住の兄姉が計画してくれたものです。その中で、特に印象に残ったのが富岡製糸場でした。学校の歴史の授業では、明治5年に創業の官営工場で、お雇い外国人の人件費が高すぎ、また規模が大きすぎて採算が取れず、結果的に民間に払い下げられたと習いましたが、実際に目にすると教科書の文章だけでイメージするのとはまるで違いました。





まず、木骨煉瓦造という構造、すなわち建物を支える木製の柱と柱の間に「フランス積み」の形式で隙間なく積まれたレンガの色や形がかなり不揃いであること。どうやらこれは、レンガそのものを近くで焼いて供給したため、はじめのうちはかなり不揃いだったらしい。たしかにこれは、レンガまで輸入していたら予算が不足するというよりも、基礎的な技術移転という目的があったためでしょう。




もう一つ、巨大な工場の機械を動かす動力は、蒸気だったようです。地元産の亜炭を燃やし、ボイラーで発生させたスチームを使って繰糸機を動かすわけですから、スチームの配管が工場の配置を決定する面があり、無計画な拡張はできないために、最初から大きな敷地の工場を設計する必要があったということでしょうか。おそらく、動力が電気の時代であれば、工場の配置や設計ももう少し柔軟にできたのかもしれないと思います。



また、何度も経営主体が変わりながら、富岡製糸場が動態保存されることができた理由として、当時の片倉工業の企業姿勢、経営方針が称賛されるべきだろうと思います。昭和生まれには「キヤロン肌着」で親しみ深いカタクラが、富岡製糸場の歴史的価値を意識して保存管理につとめていたからこそ、明治の産業化遺産の一つとして世界遺産に登録されることができたということでしょう。当ブログの「歴史技術科学」カテゴリーを綴ってきた者として、共感するところがあります。




そして、カタクラ時代の最後の頃、昭和の後期に使われていたという日産製の繰糸機を見ながら、おそらく電子化=コンピュータ・コントロールへと転換する大きな時代の波に乗ることができなかったのではなかろうかと想像してしまいました。

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旅の後始末

2023年07月06日 21時06分33秒 | 散歩外出ドライブ
旅から戻ると、様々な後始末があります。まず、バッグからモノを出して所定の位置に戻します。シェーバー、筆記具、手帳ダイアリー、財布に文庫本といったものです。汗をかいた着替え等は洗濯機へと移し、ひととおり片付けが済むと、今度は自宅でたまっている様々なものを片付けなければいけません。猫のウンコ、届いていた郵便物、畑の様子の見回り等。いやはや、この季節の草の伸び方は実に威勢がよいと言うか、思わず呆れるほどです。



また、息子に頼んで出かけたとはいうものの、留守中なにかと注意してもらっていた隣家の同級生には妻がお土産を持っていってくれたようです。とりあえず一段落したところで、真っ赤に追熟したスモモにヨーグルトをかけて、コーヒーで一服。デスクの前で椅子に腰を掛けて、簡易な PC-audio でドビュッシーの「海」を再生すると、やれやれ、帰ってきたなあと安堵します。

※写真は、富岡製糸場でのガイド風景と草津温泉の湯畑夜景。

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旅の空と日常性

2023年07月05日 06時00分49秒 | 散歩外出ドライブ
旅をすると、ふだんの日常から離れることができますので、それが魅力なのだと思います。半面、日常性から切り離される不満もあります。猫と遊べない、音楽と接するのに不便、地元の新聞が読めない、畑の様子が気になる、等々。

若いうちは、日常性から離れることが価値でしたが、歳をとると、その日常がいつまで味わえるのかがあやしくなります。ありふれた日常の価値が、かえがたいものに思えてきます。ノートパソコンを持たず、タブレットで入力している旅の空で思う正直な気持ちです。
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本丸東のゲソ天板そばでお昼〜サクランボ収穫も一段落して

2023年06月16日 06時00分14秒 | 散歩外出ドライブ
我が家のサクランボの収穫も一段落し、雇人の人たちに賃金等を支給して「来年もお願いします!」と約束して解散しました。ようやく嵐のような日々が終わり、あとはゆっくりとお天気をみながら晩生種の「紅秀峰」「南陽」「ナポレオン」等を収穫していきます。紅秀峰と南陽は、凍霜害の影響が大きく、実がまばらにしかついていない状況ですので、出荷は望めず、娘と孫たちのところへ送って、あとは自家消費でしょう。

そんなわけで、たまには美味しいそばでも食べたいねと意見が一致して、妻と二人で東根市の「本丸東」に出かけました。東根小学校〜東の杜資料館の近くだと聞いていたので、目印の看板を見つけると、あとは楽でした。周囲は民家とサクランボ畑が点在するのんびりした風景で、ここの古民家を改修した蕎麦屋さんならきっと美味しかろうとの判断です。妻と二人、注文したのは「ゲソ天板そば」でした。





そばにゲソ天が付くのは山形の特徴だと「ケンミンショー」で言っていましたが、本丸東のゲソ天はちゃんと一口大に切ってあり、食べやすいです。そばも太くて硬い田舎そばとは違っていて、ちゃんと食べやすい太さでしかも腰があって美味しい。私の好きなタイプです。






そば一本もお新香の一切れも残さず完食。美味しくいただきました。食後にアイスコーヒーがついたのには驚きました。ごちそうさまでした。

なお、駐車場は10台まで停められます。シーズンには少し早目の時間帯に行くのがコツのようです。

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中山町の「岡縁里」を訪ね七浦の「もみいち」で昼食の小ドライブ

2023年03月17日 06時01分49秒 | 散歩外出ドライブ
過日、農作業をお休みして、妻と二人で小ドライブに出かけました。向かったのは中山町岡で、旧柏倉喜作家の茅葺きの母屋を解体した後に、残った作業小屋などを改装して「岡縁里(おかえり)」(*1)というサロンというか居場所というか、そういった運営をしていると聞き、妻が行ってみたいと希望したものです。




中山町岡については、以前、柏倉九左衛門家に日本画の石山太柏展を見に行ったことがあります(*2)が、このときはまだ柏倉喜作家の母屋も重厚な姿を残しておりました。今回、訪れた時は、残念ながら柏倉喜作さん(雪章と号し絵を描き人形を作っていた)制作の人形はまだ準備中で見ることはできませんでしたが、運営スタッフの人たちからいろいろ有意義なお話を聞くことができました。



そこから山形市北部の七浦地区にある食堂「もみいち」にまわり、昼食としました。この店は、いくつかある料理から何品かを組み合わせて注文することができるシステムで、食べ物の好みが似ている私と妻が選んだのは奇しくも一致し、

  • さばの辛味噌煮
  • 鶏の唐揚

にご飯と味噌汁とお新香がついたもので、1,080円。






ご飯は大盛りにもできるそうですが、二人とも普通盛りで充分にお腹いっぱいになりました。地元の人たちにはけっこう知られている店のようで、駐車場がいっぱいになるほどのお客さんの入りでした。



当日はまた、DAN's Bakery から生食パン 1.5斤も購入して、満足度の高い小ドライブとなりました。

(*1): みんなの居場所 岡縁里
(*2): 中山町岡の柏倉家に石山太柏展を見に行く〜「電網郊外散歩道」2008年10月

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書店で雑誌『現代農業』3月号と『日経Linux』ムック等を購入

2023年02月23日 06時00分14秒 | 散歩外出ドライブ
先日、非常勤の仕事の帰りに行きつけの書店に立ち寄り、さっと書棚を眺めてきました。ライトノベルの棚がコミック本の隣に移動しており、関連性を重視したというか、客層の共通性をグルーピングした結果かと思われます。それはそうと、今回は珍しく雑誌のコーナーを眺めてきました。というのは、過日、映画「百姓の百の声」で意識した雑誌『現代農業』を手に取ってみたいというのがあり、3月号は「土壌診断が楽しくなる〜いまさら聞けないpHと石灰の話」という特集が組まれていました。これはぜひ手元に置いて読んでみたいと購入することに。税込838円。



ついでに、そろそろ Ubuntu Linux も 22.04LTS も安定し、日本語Remix を DVD ムックの形で購入しておこうと考え、日経Linux編のムック『Linuxのはじめ方2022-2023』も購入。こちらは税込2,178円。現在、メインで使っているコンピュータは Ubuntu Linux 20.04LTS 日本語Remix ですが、今のところたいへん安定しており、昔の教訓「安定した環境はいじるな」に基づき、定期的な update にとどめておりますが、今の半導体不足が落ち着く頃には現用マシンも更新時期を迎える頃合いでしょうし、たぶん、Windows ノートPCがそろそろ陳腐化する頃ですので、こちらを更新して Ubuntu 22.04 を導入するというのもありでしょうか。



もう一つ、文庫本で『グローバル幕末史』という本を購入(税込1,320円)。まえがきの威勢はいいけれど中身はどうなのか、こちらは興味津々といったところです。



最近、『きょうの料理』等は別として、いわゆる雑誌を購入することが珍しくなっています。雑誌不況の時代、元気のいい、あるいは長く継続している雑誌はどんなところに特徴があるのか、興味深いところです。

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信号待ちの車窓から「おめでとう!」〜「文翔館ウェディング」かな?

2023年02月09日 06時00分09秒 | 散歩外出ドライブ
先日、映画「百姓の百の声」を観た帰りに、旧県庁である文翔館前の信号で赤信号待ちをしていたら、なんだか純白のドレスのカップルが見えました。映画の撮影でもなさそうですし、ここの赤信号はけっこう長いので、とっさに写真に収めました。今の時代、赤い糸で結ばれた御縁があっても、実際に結婚に至るまでにはいろいろと障害も少なくないことでしょう。それを乗り越えてのゴールインはめでたいことです。とりあえず、信号待ちの車窓から「おめでとう!」



帰ってからズームアップしてみると、間違いなくカップルの写真撮影のようです。Google で「文翔館ウェディング」で検索してみたら、画像もたくさん出ていました。近くのホテルやレストランがプランナーになっている例もあるようで、それなら文翔館でご馳走もありうる? ホテルやレストランに戻って会食? いやいや、今の若い人たちは、思い切りドレスアップして写真だけ別に撮影し、あとはささやかに仲間内で会食というやり方が多いからなあ。



たまたま遭遇したシャッターチャンスではありますが、大正初期に建てられた国指定重要文化財である文翔館で記念写真を撮影できた二人には、良い記念になったことでしょう。もしかすると、このカップルは「るろうに剣心」のファンで、映画のロケ地での記念撮影を希望したのかな、などと想像しています。いずれにしろ、見知らぬ二人の幸せを祈りたいものです。

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文具店と書店にお出かけ〜『Bun2』12月号と『本好きの下剋上』第5部X

2022年12月12日 06時00分47秒 | 散歩外出ドライブ
コロナ罹患後、食料品の買い出しを除き、不要不急の外出を控えていましたが、二週間を過ぎましたのでさすがに大丈夫だろうと、行きつけの文具店と書店に行ってきました。文具店では、こんど大幅値上げの予告(*1)が出ていたプラチナ万年筆の製品で、今のうちに#3776シャルトルブルー(M)を確保しようと注文しました。あわせて、ステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』の12月号をもらってきました。残念ながら目論見とは違って、プラチナ社では旧価格ではすでに出荷停止になっているとのこと、新年になってから値上げした形で出荷をするようです。残念ですが、今回は見合わせることに。どうも、私とシャルトルブルーは御縁がない(*2)のかなあ。



書店では、予約していた香月美夜著『本好きの下剋上』第5部「女神の化身」第X巻を購入しました。長く続いているこのシリーズも、新年の春と冬に第XI巻と第XII巻が刊行されて完結する予定なのだとか。コロナで寝てばかりいた自宅療養の後半、第1部第1巻から一気読みを始めたものだから、止まらなくなっていますが、完結が待たれる一方で完結が寂しい面もあります。佐伯泰英さんの『居眠り磐音』シリーズ(*3)では次々と新たな敵が登場してそれらを退けて、で、結局は何だったの? という疑問が最後まで残りましたが、『本好きの下剋上』シリーズ(*4)は『本を読みたい』を主軸にして全くぶれない。貧しい兵士の娘から神殿の青色巫女となり領主の養女となってさらに女神の化身となっても、本好きで本が読みたいから紙を作り印刷技術を導入しお話を集め作家を育てるという流れの一貫性は全く変わらない。このあたり、典型的なライトノベルの設定でありながら、本好きの読者の共感をよぶ興味深さ、面白さが感じられるところです。

(*1): 商品価格改定のお知らせ〜プラチナ万年筆社の公式サイトより
(*2): 新しい万年筆を購入するまで〜「電網郊外散歩道」2013年8月
(*3): 佐伯泰英カテゴリー〜「電網郊外散歩道」『居眠り磐音』シリーズ全51巻の感想
(*4): 香月美夜カテゴリー〜「電網郊外散歩道」『本好きの下剋上』シリーズの感想

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燃料高のご時世、好燃費がありがたい

2022年10月31日 06時00分16秒 | 散歩外出ドライブ
先日、開通した自動車専用道路を走行して、しばらくぶりの高速ドライブにやけに懐かしさを感じました。そういえば、退職して非常勤になり、県内外の出張などもなくなりましたし、のんびり郊外の一般道を走るのが中心で、高速ドライブはずいぶん久しぶりのような気がします。

そういえば、最近の燃料消費率(燃費)の状況はどうなのだろう? この機会に、PCの表計算で整理してみました。継続して記録している燃費データはすでに4台、30年以上になりますが、今の愛車マツダ・デミオXDの現況です。



ふーむ。今年は通年で 22.0km/L となっています。先日の高速走行では、たしか26〜27km/L の値を示していたはず。走行距離はそろそろ 88,000km に近づいていますが、快調に走っております。軽油を満タンに給油して、以前は 5,000円札でお釣りが来たのですが、最近は 5,000円札に小銭を加えないといけません。短い距離で go-stop を繰り返すような走行には不向きですが、まあ月に 5,000 円強で1ヶ月走れると考えると、この物価高のご時世にはありがたい限りです。

クリーンディーゼルの宿命で、ときどき DPF再生が始まりますが、その間隔はこれまで 200〜150km くらいだったのが、最近は 100km を切るようになっています。ちょいとススが溜まりやすくなってきたのでしょうか。次の定期点検で診てもらいましょう。

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東根市の「ポポラ」でラ・フランスを購入〜自動車専用道路の開通も

2022年10月30日 06時00分26秒 | 散歩外出ドライブ
昨日、10月29日(土)は、妻と二人で東根市の「よってけポポラ」で娘のところへ「ラ・フランス」を購入・発送しました。また、今日が亡父の月命日でもありますので、お花や葉物野菜などを購入。果物の美味しい季節とあって、「ポポラ」の無料駐車場には贈答品や土産物などが目的の県外ナンバーの車がいっぱいで、大部分は仙台ナンバーのようでした。

「ラ・フランス」(*1)は、以前は亡父も植えて出荷もしていたのでしたが、収穫後、選果してから予冷のため農協の冷蔵庫に運び、一定期間冷蔵した後に出庫後の点検・選果、そして箱詰めして出荷と、老齢農家には作業が過酷過ぎるとあきらめて、全部の樹を切り倒したのでした。以後、ごく親しい親族のみ購入して送っていますが、ちゃんと「追熟させて◯日頃から」という食べ方を知っている人には味と香りが絶賛大歓迎され、「すぐに食べようとする」など食べ方がわからない人には不評で敬遠されるという果物のようです。ちなみに、私は大好物です(^o^)/



「ポポラ」のすぐ近くに十割そばのそば店があり、敷地の一角にベーグルの店ができているとのことで、ベーグルを購入してお昼にしました。朝の残り物との組み合わせはなんだかへんな感じですが、なかなか歯ごたえもあり、特に一番人気だというイチジクのベーグルが美味しかった。






そういえば、東北中央自動車道の東根北〜村山本飯田までの区間が開通(*2)し、供用開始される日のはずと思い出し、これは行ってみなければとミーハー魂が騒ぎます。ついでに尾花沢の道の駅で買い物をしてこようと考え、15時半ころに二人ででかけました。今回、供用開始されるうち、東根北インターから村山本飯田インターまでの区間はできたてホヤホヤの道路で、村山盆地の中央部を走る景色も長めが良く、物珍しさが先に立ちます。あいにくの曇り空、時々雨模様のお天気で、周囲の山々も夕日に照らされるところと雲に隠れるところが混じる状況で、スカッと爽やかな秋晴れならばさぞや快適なドライブになることでしょう。尾花沢北インターで降りて道の駅「ねまる」を物色しましたが、時間的にもう品物が少なくなっているようで、漬物を二三種類購入しただけで帰ってきました。久しぶりの高速ドライブ、できればもう少し足をのばしたいところですが、高齢の親族も少なくないですし老母の様子も気になりますので、ショートステイに慣れてもらうことも考えてみなければいけないようです。



(*1): 全国シェア6割を誇る山形県産「西洋なし」〜歴史と主な品種、食べごろの見分け方〜おいしい山形
(*2): 東北中央自動車道・東根北ー村山本飯田が開通、首都圏と新庄が直通〜山形新聞オンラインより

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買い物のためのリストと店別買い物メモの作り方

2022年10月09日 06時00分51秒 | 散歩外出ドライブ
新型コロナウィルス禍で、当方の買い物習慣もかなり変わってきています。以前は、買い物それ自体が気晴らしの要素があり、いきあたりばったり、目についたものを買ってくるような傾向がありました。ところが今は、買い物に行くこと自体が減少していますし、滞在時間を短くして、複数のお店を無駄なく回るような行動に変化してきています。そんなときに、役立つのは買い物メモですが、複数のお店を回るときは少し工夫が必要です。

例えば、備忘メモノート等に必要な買い物リストをこんなふうに作っていたとします。

◯『本好きの下剋上』第5部第10巻予約  ◯B5判大学ノート(A罫100枚)
◯小青龍湯  ◯鼻洗浄薬  ◯『Bun2』10月号  ◯定規
◯消しゴム  ◯歯磨き(職場用)  ◯室内スリッパ

これらを全部まとめて一箇所で購入できれば一番良いのでしょうが、そうは都合よくいきません。どうしても何店か回る必要があります。そこで、回るルートを考慮しつつ、店別の買い物メモを作ります。こちらは、名刺大のカードに回る順番に店別に書き込み、運転免許証入れに挟んで胸ポケットに入れておきます。この程度の大きさのメモですと、中高年オジサンが買い物をしている様子もあまり違和感がないのではないかと思います。店間の移動の際に、買い忘れがないかどうか、ボールペンでチェックします。◯印を塗りつぶすだけで、うっかり買い忘れを防止できます。

A文具店
◯B5判大学ノート(A罫100枚)
◯定規
◯消しゴム
◯『Bun2』10月号
Bドラッグストア(薬局)
◯小青龍湯
◯歯磨き(職場用)
◯鼻洗浄薬
C書店
◯『本好きの下剋上』第5部第10巻予約

室内スリッパはこんど食料品等を購入するために某スーパーに行ったときに購入することとし、今回の買い物からは外しました。車で出かけて1時間半ほどでスムーズに回ることが出来ました。

で、今回の買い物の収穫です。





消しゴムはシャープペンシルで愛用する2B芯対応の小学生用のもの。定規は20cm程度の小型のものがほしいと探したら、18cmのものを見つけました。『Bun2』10月号は、手帳特集となっています。来年の手帳の検討に役立つかどうか、これからじっくりと眺めようと思います。

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久々のお出かけ〜酒田探訪へ

2022年09月22日 06時00分39秒 | 散歩外出ドライブ
桃の収穫出荷も終わり、野菜畑の管理もとりあえず一段落ということで、先日、息子の車で妻とお出かけしてきました。行く先は、先ごろオープンしたばかりの酒田駅前・光の湊というところで、酒田駅前はバス乗り場も新しくきれいになり、見違えるようです。「光の湊」は、新しい酒田市立図書館やホテル、フランス料理風郷土料理レストラン「ル・ポットフー」などが入っているところです。



今回は、「ル・ポットフー」のランチを予約、お客様もかなり入っているようで、予約がないととてもムリな状況でした。途中、エビのスープやパンなど何点か写真を取るのを忘れてしまいましたが、ランチメニューは「お魚」コースを選択、美味しくいただいてきました。



 (途中撮影忘れ)



酒田港に回り、お土産を探しましたが、時間帯もあってなかなか良さそうなものは見つけられず。




海を眺めて帰りました。たまにはふだんと違った風景を見るのも良いものです。

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夕闇の中、書店への涼しいドライブ

2022年06月22日 06時00分04秒 | 散歩外出ドライブ
サクランボ収穫作業が一段落し、残務整理をしていると、行きつけの書店から電話連絡が入りました。ご注文の本が届きました、とのこと。夏至とは言え、すっかり日が暮れた夕闇の中、車を走らせて書店に向かいました。窓から入る風が涼しく、日中の暑さがウソのようです。某書店では、いままでたまっていたポイントも利用して新刊書を受け取りました。この本、実は予約注文したのが昨年の暮れで、何度かの発売延期の末、ようやく発刊にこぎつけたということで、関係者の悪戦苦闘ぶりが見えるようです。

で、その本は何かと言うと、

ジョージ・セル ー音楽の生涯ー マイケル・チャーリー著 伊藤氏貴訳 鳥影社 (*1)

というものです。

要するに、私が個人的に好んで聴いてきた指揮者、ジョージ・セルの伝記本です。原書は私が退職する前に発売され某密林で紹介されていたのですが、当時はまだ円高でお安く買えるとは言うものの、英語の本を辞書を引き引き読み通す自信がなかったためにパスしたのでした。なに、そのうち翻訳が出てくるだろうし、出なかったらそれだけの内容だったということだ、などと考えていたところ、このほどようやく訳本が完成したという次第です。

ざっと見てみたところ、たいへん興味深い内容です。写真のページ(p.5)で、ピアニストの「レオン・フライシャー」が「レオン・フィッシャー」になっているのは誤訳でしょう。

(*1): ジョージ・セル ー音楽の生涯ー 〜Amazon の紹介ページ

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