厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2024年168冊目 『選ばれ続ける極意』は、無意識の集中や能動にしても「価値創造」は意識すべし

2024-05-10 10:46:33 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ITベンチャーで名だたる企業に勝ち続けてきた著者が、「選ばれ続ける人」になるための具体的なテクニックから、「選ばれ続ける人たち」が普段から用いている思考回路まで、披露しています。

 

「選ばれ続ける」ために私が無意識のうちに工夫してきたことを言語化して、誰もが応用できる形にしてみた。

その最中には「選ばれる」ことを意識していなかった。自分が最大限に能力を発揮することに集中していた。

努力しているのになぜか選ばれない人は、選ばれ続ける「武器」を自分の物にしてほしい。

(はじめにより)

 

「選ばれる」人になるためには、価値を創って提供し、能動的に活動して日々を充実させる必要がありますね。

相手ではなく自分が選ばれたことで、よりプラスに働くことに繋がったのだという自負を持ちましょう。

 

【my pick-up】

◎なぜ「ブラウザ」が大事なのか

IEやSafariを使っているユーザーよりも、ChromeやFirefoxを使っているユーザーの方が、勤続期間は15%も長いし、欠勤日数も19%少なく、また生産性も明らかに高い傾向が出ていた。IEやSafariはパソコンやスマホを購入した時に、デフォルトで既に導入されていて、買ったその場から使えるブラウザである。逆にChromeやFirefoxは自分でググッて見つけて、ダウンロードしてインストールしないと使えないブラウザである。前者のブラウザを選ぶ人の特徴は、現状をあるがままに受け入れるタイプだということだ。後者のブラウザを選ぶ人の特徴は、常に何かもっといい方法はないかと模索し実践するタイプだということだ。

◎嫉妬されそうになったら、こちらの手の内を相手に見せてしまう

もしあなたが身近な人の激しい感情で悩んだとしたら、あなたのもっと泥臭いところをさらけ出しておいた方がいいのかも知れない。美学として苦労を顔に出さないのは正しいし、謙虚な姿勢はとてもいいことだ。でも同じボートに乗っている仲間なのだから、あなたのプロセスまでも見てもらい、引き込んでしまってはどうだろうか。誰もができることを誰もができないほど丁寧にやり尽くすあなたの姿に感動し、楽をして得たものでないことを理解した相手は「嫉妬」から「賞賛」に変えてくれるだろう。

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2024年167冊目 『一生使える「目標達成」の技術』は、「脳内・環境の整理」と「仕組み化」で先延ばしを防ぐ

2024-05-10 10:36:25 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

部屋の整理だけでなく、時間や思考の整理にまで踏み込んだ1冊です。

 

・頭の中のモヤモヤをすべて吐き出して、雑念を取り払う(脳内の整理)

・雑念が視界に入らないよう、必要なものだけを厳選する(環境の整理)

・その上で、日常生活に目標達成への一歩を組み込む(仕組み化)

 

目標達成を実現するための「脳内・環境」の整理、「仕組み化」の継続の方法を伝えています。

 

「仕事が忙しい」「また落ち着いたときに」と先延ばしにしていては、あっという間に時間は過ぎてしまいます。

本書を参考にして、あの手この手で物事を前へ進めていけばいいのではないでしょうか。

 

【my pick-up】

◎「捨てる会議」で無駄なことを終わらせる

ここで目指すのは時短ではなく、そもそも終了すること。頻度を減らすだけでも十分です。例えば「目的のない職場の飲み会への参加を3分の1に減らす」など、具体的に頻度を設定して、まずは半年間を目安に試してみましょう。所要時間の長いイベントは一部だけの出席とさせてもらうのも手です。「みんなと久しぶりに会いたいけれど、予定が詰まっていて体調が心配・・・」という場合、手土産とともに顔だけ出す、というのもいいですね。1人の時間でも、アプリ・WEBで事前予約できるものはないか、オンライン完結で済ませられないか、動線を工夫できないかなど、外出前にチェックするようにしましょう。

◎年に1回は「本番」の機会を作る

資格試験、勉強、運動、美容・健康、各分野での頑張りたいことに対して「本番」の機会を設けるのです。例えば「健康のためにランニングする」という目標を立てた場合。本番の機会としてマラソン大会を先に申し込めば、練習をさぼるわけにはいかなくなりますよね。身体作りの観点から、直前期は「フルマラソンの日が近いから、飲酒はパスで」と管理がしやすくなりますし、家族や職場にも説明がしやすくなります。「本番を設定し、本番までの期間で練習を重ね、最大の実力を発揮できるように調整する」という流れは、勝ち癖をつけるためにも、ためになるプロセスです。

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2024年166冊目 『ビジネスメソッドとしての「弱さ」の戦略』は、内向型の特徴・スキルを武器にする

2024-05-10 10:25:48 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、内向型の皆さんに役立つビジネススキルに焦点を当てています。

新人からリーダーまで様々な立場の内向型の人が自分自身に当てはめて考えることができるよう、具体的に「明日からどのように活用できるか」を解説しています。

 

<内向型の特徴>

集中力、慎重さ、深い思考、観察力、傾聴力、気配り力、冷静な判断力

 

内向型の人は「やる気がない」「人付き合いをする気がない」などと周りから誤解を招いてしまうこともあります。

内向型の特徴を「武器」にして、「ありがとう」と言われる体験をすると、変わると思います。

 

【my pick-up】

◎「準備」で緊張知らずのプレゼン

内向型のプレゼンでは、資料の準備が重要です。資料は、相手にとってどう見えるか、その見やすさが大切です。常に自問自答を繰り返す性格の内向型は、それが生きてくる場面です。「こう書いたら、相手にどう思われるか」という視点で作りこんでいくことで、聞き手の声を反映したような資料を準備することができます。

資料が完了したら、発表です。発表も「事前準備」で乗り切ります。発表は「自分が伝える気持ち」を強く持つことが必要です。その気持ちがないと「自分がどう見られているか」が気になり、緊張しやすくなるからです。

◎「静かな場所」で集中する

「自席だと、ひっきりなしに誰かから質問されたり、話しかけられたりして、集中できないんだよ。だから、人目につかない場所は安息の地。集中が必要な作業を期限までにやり切るには、そこに行くしかないんだ」

自分の席にいないとはいっても、いつもチームの状況は把握していて、問題が起きそうになるとすぐにメンバーを助けていました。

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