評価 (3点/5点満点)
先まわりには、仕事で成果を上げるためのエッセンスがすべて詰まっている。
自分で考えた方法で、誰よりも速く、予定通りの成果が出る。その方法をまとめたのが本書です。
仕事の結果に「先まわり」するための6つのスキル
1.議事録
2.勉強法
3.部下力
4.ミーティング術
5.スケジュール術
6.プロ思考
具体的には、「暇があれば知識のインプットに努めている」「資料作りにムダがない」「次に何をするのか明確なイメージがある」「ミーティングにムダがない」「上司やクライアントをうまくコントロールしている」「この会社で働くことにこだわっていない」など。
外資系コンサルティング会社において入社1か月でクビ宣告されるものの、わずか4か月で最高評価を獲得した著者・新井健一さんによる実践的な仕事術です。
【my pick-up】
◎9割がオープンに転職エージェントと付き合う外資
外資の人々は、転職エージェントと友人のように付き合う。定期的に情報交換しながら、自分の次を考えている。一方、日本企業に集う人材は、自分のキャリアを会社に管理してもらう。日本企業の人々が転職エージェントと付き合うのは、自分がリストラされたり、されそうになったときのみである。だから、自分の市場価値も売り込み方も分からない。そして、運よく次が決まると「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざのように、自分のもとから企業にキャリアの手綱を手放してしまう。