評価 (3点/5点満点)
この本では、さまざまな職場言葉についてその背景を分析しながら、そうした言葉との「付き合い方」について考えます。
基本的には「とりあえずスルーしてもいいんじゃないか」という切り口で論じられています。
1.本来の意味が曖昧になってどこか怪しげになっている言葉を再定義する
「机上の空論」「寄り添う」「やればできる」など
2.負のパワーを持つ言葉との付き合い方を見直す
「老害」「劣化」など
3.仕事の「新しい動き」を止めようとする言葉を追い払って、前向きな気持ちを持てるようにする
「絶対大丈夫か?」「迷惑かけるな」など
人間関係をめぐる問題の多くは、言葉のやり取りが原因となっています。
本当は無視してもいいような言葉に影響されたり、流行り言葉に振り回されたりして消耗してしまう。
そういうことをできる限り減らしていくためにも、本書を参考に言葉との付き合い方について、いま一度考えてみてはいかがでしょうか。
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