厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2019年186冊目『GACKTの勝ち方』

2019-09-07 23:56:52 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ミュージシャン・GACKTが、成功するために実践してきた勝ち方と人生をマネタイズする方法を書いた1冊。

なぜ、GACKTはそんなにカネを持っているのか?

それは、30歳から人知れず実業家としても生き、【GACKT】という名前をブランディングし、カネを生み出す仕組みを構築してきたからです。

人脈、プライベート、会食、趣味、信用、印象、自分自身・・・徹底したストイックさからは、彼の考え方、貫き方、生き方がよく見えてきます。

実業家としての経験、ポジティブな姿勢、行動の早さなど、私たち一般のビジネスパーソンにも参考となることでしょう。

【my pick-up】

◎演出力とポジショニング

会食、交渉中、会議においても、急に静かになる瞬間。皆が黙った瞬間。そんな時に、【ゆっくり、簡潔に】話題に対する自身の考えを話す。そうすれば、「この人はあまり喋らないけれど、喋る内容が芯を喰っている」となる。もちろん、その少ない言葉には「重さ」が必要。皆が話しているから自分も話そう、などしなくていい。【協調性】とは、【主張できない者の免罪符】に過ぎない。主張するタイミングを見つけ、それを実行する。何も考えずにただ自分のタイミングで自分の話をする人が世の中には多すぎる。【オレの話を聞かせる】ための動きを取る。話が上手な人は前のめりになっていることが多い。常に隙間を探している。

◎ラクを捨てる

週に一度のトレーニングでも鍛えることはできるが、ポイントはそこじゃない。毎日継続するということが、精神の軸になる。「これだけやってんだから誰にも負けない」という自信になる。社会人になってブクブク太る人が世の中には溢れかえっている。少なくともビジネスにおいて、デブであることにメリットなどない。人間って本当に三食も必要か?昼食をとった後、仕事をしている時のあの眠くて効率の悪い時間、それがオマエに必要か?朝食の時間だから、昼食の時間だからと、自分の体と語り合うこともせず、家畜のように食べなきゃとやたらと口にモノを詰め込んでいるヤツが世の中に多すぎる。ボクの日常は楽しさを捨てている。その分、面白いことや嬉しいことを求める生活をしている。

◎負けないこと

ネガティブでもなんでも、波が高く立てばその波はより遠くまで届く。と同時に、その波に乗せたポジティブな情報もまた世の中の遠くの人にまで届く。ボクに興味がなかった人にまで届くようになる。現代の情報社会においてすべては波及効果。ポジティブ・ネガティブをプラス・マイナスで考えてない。その波が立った時、意図的にどんな情報を乗せるのかが重要になる。だからポジティブな情報は常にストックしている。離れるクライアントはいるだろう。だが、新たに訪れるクライアントは必ずいる。

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