厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2021年192冊目『40代をあきらめて生きるな』は、あきらめるのはまだ早い40代に人生の基本に立ち返る姿勢を促す

2021-09-02 09:58:14 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

永松茂久さんが2019年に書いた『30代を無駄に生きるな』。2020年に書いた『20代を無難に生きるな』。そして2021年『40代をあきらめて生きるな』が今回刊行されました。

 

40代は「あきらめる人がもっとも増えてくる世代」。

その意味で、40代はそれまで積み重ねたものをいったん置いて、もう一度、人生の基本に立ち返ったほうがうまくいくと永松さんは言います。

この本は「何を今さら当たり前のことを」と言われることを覚悟しながら、難しいことはできる限り省き、今すぐ取りかかることができることに絞って書いてあります。

 

40代、ここから先の長い人生を「もう遅い」とあきらめて生きるか。

それとも「さあ、ここからだ」とあきらめずに生きるか。

 

あきらめるのは、まだずっと後でいいと思います。心の在り方ひとつで自分の可能性を思い出し、再起できる10年間です。

 

【my pick-up】

◎40代はつきあいを悪くしよう

嫌いな人に使う物理的、心理的時間を、可能な限り好きな人にあて変えることによって、自然と嫌いな人が入り込む隙間を自分のまわりからなくしていくのだ。気乗りしないところばかり行っていると、自分を抑え込んでまわりに合わせようとする「偽りの自分」になってしまう。たとえつきあう人が減ってしまったとしても、予定にゆとりを持って、できる限り好きな人と過ごせる時間を優先する生き方のほうが、よほど幸せだ。ビジネスでもプライベートでも、可能な限り自分の直感を優先すればいいのだ。

◎40代は親との関係性をもう一度見直そう

「久しぶり、元気?」と電話してみるのも1つの親孝行だ。コロナ禍でしかたなく親に会えていない人も多いと思うが、確実に親はノンストップで歳を取っている。もし連絡をしていなかったとしたら、あなた自身の過去からの解放という意味を含めて、一本電話をしてみるのはいかがだろうか。この歳になったからこそつくれる、親との新しい関係性が見つかるかもしれかもしれない。

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