厳選!ビジネス書 今年の200冊

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今年194冊目『できる人の上手な残業術』

2011-11-02 15:25:56 | その他私が読んだ本
できる人の上手な残業術 (中経の文庫) できる人の上手な残業術 (中経の文庫)
価格:¥ 600(税込)
発売日:2011-10-27

評価  (2点/5点満点)

もっと積極的に、前向きにやる残業があってもいいのではないか。本書のコンセプトはここにあります。

近年は、残業=悪という風潮がはびこっていますが、この決めつけは、かえってビジネスパーソンの活動を阻害する場合もあります。また、ビジネスパーソンを9-5時の時間帯だけに縛っていては、時間を有効に使うにも制限が出てしまいます。

長時間の残業はもちろん心身によくありませんが、残業をメリハリをつけて有効に活用することで、更なる成果・スキルアップが可能です。この本で、残業は一律に悪いという考えを少し広げてみましょう。

【my pick-up】

◎分が悪い報告は夜に行う

上司との打ち合わせ時間を夕刻以降にずらしたのです。大きな体でエネルギッシュに動き回る部長も、夕刻にはエネルギーが尽きかけています。さらに、夜には接待なども控え、部長の気もそぞろになっています。Wさんのプランに対する厳しい突っ込みも、目に見えて数が減りました。

上司の集中力が落ちている時間帯を狙ってのプレゼンが効果的だったのは間違いないでしょう。Wさんの部長に対する接し方は、さらに巧妙です。たとえば、何か分が悪い報告などは夜に行い、逆に部長の力を借りなければならないような相談などは、朝一番に持ち込むのです。相手の調子を見ながら、接する時間帯を調整したというわけです。

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