誰からも「気がきく」と言われる45の習慣 価格:¥ 1,344(税込) 発売日:2010-11-15 |
評価 (3点/5点満点)
現役の秘書として活躍しながら、上級米国秘書検定の合格者として秘書養成のための講師も務める能町光香さんが、普段の生活で実践できる気づかいの考え方や行動について述べています。
「相手の立場になって考える」とはよく言われることですが、この人のために頑張ろう、この人の役に立ちたいと思うために必要なのは、その人への信頼・信用・尊敬です。自分自身が積極的にその人の良い点に目を向ければ、多くの信頼・信用・尊敬の気持ちを醸成することができます。
能町さんのような秘書を専門に仕事をされる方は、それをスキルとしてしっかり身につけており、私たちも大いに見習いたいところです。
【my pick-up】
◎好き嫌いを出さない
犬猿の仲とでもいうべき相手でも、私は1つだけ決めていることがあります。それは「1日1回だけ話す」ということ。1日1回以上でも以下でもなく、1回だけです。
相手に自分から声をかけ、長話にならない程度に世間話をします。私としては、「あなたには敵意はありませんよ」というサインを出しているつもりです。
変に仲良くなる必要はなく、かといってまったく話をしないのも溝を深めるだけだと思って1回に決めました。
◎気難しい人とは感情で付き合わない
感情の起伏が激しい人。これは気分によって対応があからさまに変わるタイプの人です。こういう人とは、私ならまず一定の距離をとります。なぜなら、その人の感情に付き合ってしまうと自分もヘトヘトになってしまうからです。
その人がどれだけ怒っていようと落ち込んでいようと、「感情と付き合わない」というのがもっとも大事なポイントだと思います。
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