評価 
（3点/5点満点）
今後どれほどＡＩをはじめとするテクノロジーが進歩しても、テクノロジーに代替されることがない、半永久的にビジネスの世界から必要とされる19のスキルを紹介します。
・必要とされるスキルは、ＩＴスキルよりもより人間臭いスキルであること
・漠然とした不安にあおられるままに様々な資格に手を出したり、リカレント教育やリスキリングなどの流行商売に踊らされないこと
・今目の前の幸せにフォーカスすること
・メンタルを病むほどに根を詰めないこと
19個のスキルのうち、最低限習得を目指してほしいのは5つのスキルとのことです。
【my pick-up】
◎課題発見力
皆さん一様にアイデアが浮かびません。多くのビジネスパーソンが1から10や100にすることにはたけているのですが、0を1にすることができません。つまり、企業には課題を「発見する力」が圧倒的に足りないのです。逆に言えば、課題を発見する力を持った人材が今後なんとしても企業には必要だと気づいたんですね。
◎レジリエンス
レジリエンスが高い人ばかりが集まると、どんな失敗談や間抜けな話、あるいは情けない体験を話題にしても、全部笑い話になってしまいます。そこで話は終わらず、「それなら次はこうすればいいよな」といったポジティブな結論（新しいビジネスアイデア）にたどり着くことが多く、大いに盛り上がるのです。
◎クリティカルシンキング
自分の仕事スタイルや生き方にポリシーを持つことです。つまり物事を判断するための軸を持つんです。今得ている情報で判断を下さなければならないときに、思考停止になってしまうのは自分の軸を持っていないからなんです。どんな話題に対してもすぐさましっかりとした自分の意見を言えるのは、知識が豊富だからではありません。自分の軸を持っているからです。
◎読書力
断言します。いま現時点であなたが悩んでいることの解決策は、既に出版されているどれかの本に書いてあります。現在、リスキリングやリカレント教育ビジネスがはやっていますが、これらのかっこいい横文字に踊らされず、まずは読書しましょう。わずか2000円ほどで、答えを見つけられるかもしれません。
◎捨てる力
自分のブランド力を高めるための学習や読書、情報収集などは、基本的に一人の時間がなければできません。みんなで飲み屋に行ってワイワイガヤガヤしながらできるわけがありませんよね。時間泥棒になりそうな人には、勇気を持って会わないと決める必要があります。実際、僕は基本的に人には会わないようにしています。
