厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2020年85冊目『職場の女子のトリセツ』

2020-03-20 20:38:14 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

男性のそばには、皆さんを困らせている女性はいますでしょうか。でも、もしかしたら女性のほうは「どうして分かってくれないの!?」と、ため息をついているのかもしれません。
 
女性は男性のコトバ一つでご機嫌になり、コトバ一つで固く心を閉ざす。男性に影響を受けやすく、男性によって柔軟に変わっていくという性質を持っています。そんな鍵となる〝コトバ〟をお伝えするために、この本はあります。
 
女性にとって〝愛〟があるかどうかは、なによりも重要。期待する愛(やさしさ)が得られないことが度重なると、もだえ苦しみ、「いなくなってくれたらいいのに」とさえ思うようになります。おそらく男性に言わせれば「愛がないわけじゃない」のでしょうが、女性は「コトバがない=愛がない」と判断してしまうワケです。
 
女性と会話するときに大切なのは、とにもかくにも〝共感〟であると、この本では協調します。アドバイスや結論のために頭を働かせなくても「そうだよね」と共感のひと言を挟むだけで、女性は話を聞いてもらえたと満足します。(P.176)
 
つまり、「愛=共感」。共感の姿勢や発言も含めた行動が、女性に対して特に大事なんですね。
 
本書は、愛され、大切にされる男性になるためのコトバや行動を中心に紹介しています。まずは、女性の基本的な考え方や行動(以下のmy pick-upを参照)を知り、女性を喜ばせるコトバやコツを身につけましょう。
 
【my pick-up】

◎知っておきたい女性の7つの考え方・行動
1.女性は自分を大切にしてくれる男が好き
2.女性はしゃべることで落ち着く
3.女性はしつこく根に持つ
4.女性は説明をはしょる・回りくどい言い方をする
5.女性はなにかと細かいことに気づく
6.女性はグループをつくって群れたがる
7.女性はささやかな幸せをたくさん味わいたい

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2020年84冊目『会計の神さまが教えてくれたお金のルール』

2020-03-20 20:26:43 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、会計の知識を伝える本ではなく、会計の知恵を人生に活かす考え方のセンス、会計リテラシーをお伝えする本です。会計の知恵の源泉は、ルネサンス期の1494年に学術的に確立された簿記の手法であり、500年以上経った今でも変わらず使われているというのは、それだけ普遍的な方法論であると言えます。
 
会計リテラシーとは
1.お金にはコストがかかっていることを意識していること
2.資本コスト以上にお金を増やす責任を自覚していること
3.レバレッジを活用すること
4.お金の流れをイメージできていること
5.お金を増やすための損益構造を理解していること
 
利益を増やす3つのアプローチ
1.限界利益を増やす→「価値(お客さまの幸せ)」を創造する
2.固定費を下げる→浪費を減らす
3.販売数量を増やす→既存のお客さまのフォローとマーケティング
 
著者も、会計の入門書を執筆するくらい会計の知識があったにもかかわらず、それを活かすことができず、お金に苦労しお金に振り回される人生を経験したとのこと。
 
会計も、簿記などの知識よりも人生に生かす知恵が大事であり、幸せな人生に役立てることこそが大切だと思います。そういう意味で本書は、簿記の知識がない一般のビジネスパーソンでも、会計の知恵をもとにした仕事・生活の両面での「頭のいいお金の使い方・増やし方」を教えてくれます。

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