厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2015年27冊目『筋トレをする人は、なぜ、仕事で結果を出せるのか?』

2015-02-16 18:57:12 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (4点/5点満点)

この本では、仕事で結果を出すための体を獲得する方法を紹介します。

著者の千田琢哉さんは、文筆家として本書で99冊目となるほど多数の著書を出されていますが、東北大学ボディビル部出身というのははじめて知りました。全日本学生パワーリフティング選手権で2位という成績も残しています。

筋トレに限らず、運動の継続や体のマネジメントの大切さ、さらには勉強・読書も合わせて取り組むことにも触れており、体を鍛えることで仕事にも良い影響を与えることが分かります。

【my pick-up】

◎信頼とは、継続力のことだ

あなたは人の何を見て信頼できるか否かを判断するだろうか。私はその人の継続力で判断する。継続するということは、そのくらい人間にとって難易度が高いことだからである。ブログを毎日更新し続けて10年経つという人は、それだけで信頼できる。会社の周辺を毎朝掃除し続けて10年経つという社長は、それだけで信頼できる。同様に筋トレ歴10年という人は、それだけで信頼できるのだ。おまけに筋トレ歴10年という人は、体つきや顔つきも変わってくる。10年もの間、日々の筋トレに耐え抜いたことにより、体も顔も例外なく逞しくなっているのだ。換言すれば、体も顔も逞しいということはそれだけ継続力があるということだ。つまり体も顔も逞しい人は、信頼できるということに他ならない。

◎健康は、成功の必須条件

成功歴の長い人は、間違いなく健康にうるさいはずだ。どうして成功者は健康にうるさくなるかといえば、健康でなければ何も始まらないことをよく知っているからだ。だが、実際には成功してから健康にうるさくなるのでは遅い。成功すると決断したら、人は誰もが健康を考えるようになるのだ。もしあなたが健康に疎いのであれば、それは成功しようと思っていないからだ。この場合、会社の健康診断に引っ掛からない程度の受動的健康ではなく、自ら能動的に勝ち取っていく健康であるのはいうまでもない。

◎頭と体、両方を鍛えよう

読書に疲れると無性に体を動かしたくなる。反対に運動に疲れると無性に本を読みたくなる。読書と運動を交互に繰り返すことによって、頭と体を同時に鍛えられる。その結果として、人は心身ともに成長し続けていくことができるのではないだろうか。片方だけ頑張るより両方頑張ったほうが自然に長続きするものだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする