厳選!ビジネス書 今年の200冊

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2015年26冊目『出世する人の話し方』

2015-02-13 13:30:23 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

結局のところ、自分を昇進させてくれるのは上司です。上司とコミュニケーションをとるのが苦手な人は、いくら実力があったところで昇進は遅くなってしまうでしょう。ビジネスの関係とは言っても、やはり人は話しやすい人間と仕事がしたいものだからです。

会話はコミュニケーションの第一歩。この本は、出世に関する会話術に特化したものです。

・出世を左右する話し方(上司、同僚、部下、取引先・お客様、会議)

・人から大事な情報を聞き出す話し方

・ビジネスで信頼関係を築く話し方

・どんな人でもすんなり納得させる話し方

・心をつかむ話し方

今すぐ使える具体的なフレーズが多数掲載されています。また、出世だけではなく、社内でいい人間関係を作りたいという方にも使える1冊だと思います。

【my pick-up】

◎叱責を受けたあと同行することになった時

感情的になった上司も、同じく気まずい思いをしているということです。早急に関係を元どおりに戻したいと考えているはずです。

一緒に会社を出る時に、「叱られたけど、もう私にわだかまりはありません」という気持ちを込めて、相手の目を見ながら会釈します。これで上司に気持ちが伝わるはずです。その後、自分から話題をふりましょう。この時重要なのは、相手の顔を見ながら話すこと。

説教されたあとに気まずい雰囲気が残るのは、黙り込んでしまったり、目を合わさなくなったりしてしまうからです。だからそれさえ払拭できれば、話題はなんでもかまいません。そしてその日の別れ際に、「先ほどは大変失礼しました」と謝罪をすれば、心証はぐっとよくなります。

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