交渉を成功させたいなら、赤いネクタイを身につけろ! (1しかない魅力を100に水増しする心理テクニック) 価格:¥ 1,365(税込) 発売日:2013-07-26 |
評価 (3点/5点満点)
この本では、見た目でソンをすることがなくなるばかりか、自分の1しかない魅力を、10にも100にも水増しして相手にアピールする方法を学べます。
著者の内藤誼人さんは、社会心理学の知見をベースに、ビジネスを中心とした実践的分野への応用に力を入れており、これまでの著書も200冊を超えます。
本書でも、心理学の論文から、見た目力を高めるのに役立つデータを拾い上げ、あなたの「中身」を判断される前に大事な、一瞬で好かれる「見た目」の極意がたくさん出てきます。
見た目をよくする第一歩は、「他人に不快感を与えない」ということに尽きると思います。みなさんご自身のコーディネートやしぐさが周りに不快感を与えていないか、本書を読んでチェックしてみましょう。
【my pick-up】
◎半袖シャツを着ると、心理戦で負けてしまうから要注意
シャツは、半袖タイプのものを着てはならない。なぜかというと、長袖に比べて貧相に見えるからである。社会的なステータスの高さを感じさせるのは、肌の露出をできるだけ抑える服装である。
ジョン・T・モロイの調査によると、部下を持つようになったら、半袖シャツを着てはならないそうである。管理職になったら、なおさらだ。なぜ、半袖シャツを着てはならないのかというと、〝威厳〟を感じさせないからであるという。
威厳を感じさせるためには、夏でも半袖シャツを着てはダメである。