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目立たなくても本当に必要とされる人になる小さなコツ 価格:¥ 1,260(税込) 発売日:2012-05-16 |
評価
(3点/5点満点)
目立たなくても、自分を着飾って無理しなくても、周りから本当に必要とされている人は実際に存在します。
本書は、著者がたくさんの人に積極的に聞いて教えてもらった「自分に無理をしなくても、必要とされる人になれるコツ」が掲載されています。どれも、机上の空論ではない、リアルな体験から生み出されたものばかりです。
よって、ほんの小さなことではありますが、悩みが消えるきっかけになったり、問題が解決するヒントとなるでしょう。
人とのかかわりで最も大事なことは、形だけではなく本当の意味で相手の立場・視点に立つという点。本当の意味とは、相手を尊重する気持ちが込められているということ。それに気づいて実践すれば人間関係が劇的に良くなり、心がすっと軽くなるはずです。
【my pick-up】
◎いつも他人がうらやましくなるのはなぜ?
自分と人を比べる必要がない理由、それは、「他人と自分の輝く場所は絶対に違う」から。他人との違いは、どちらが劣っているとか、優っているかを比べるためのものではなく、自分が何者なのかを知るためにあるんだよ。
◎期待の仕方を間違えない
相手が自分の期待する結果に応えられなかったことで、相手が自分を裏切ったと感じ、怒りや反感を持つ。相手が、君の望む結果を出せないことで、君が裏切られたような気持ちになるのは、相手ではなく、自分が、「望む結果」に期待しただけではないだろうか。
◎人の本性はこんなところでわかる
相手を見極める簡単な方法、それは、「その人が付き合っている人を見る」。どんなに経験豊富な相手でも本性を隠しきれないものがあるんだ。それは、「普段付き合っている人」。類は友を呼ぶというが、人は自分と同じような人でないと居心地が悪くなって長くは付き合えない。いい人はいい人と、悪い人は悪い人と、プラス思考の人はプラス思考の人と、マイナス思考の人はマイナス思考の人と、人は同じような種類の人としか付き合うことができないんだね。人は必ず、内面的に同じようなことを思う人たちと付き合うようになる。