そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

生きてるドジョウです!

2006年08月19日 | 昆虫&生き物
気持ちが悪い方は、ドジョウの写真ばかりなので、今日はパスなさって下さいね。ごめんなさい。

ドジョウの子供がやって来ました。ヒゲが10本も生えていて、なかなかユーモラスな顔つきです。

さっそく水槽に入れました。
しばらくは右往左往していましたが、やがておとなしくなりました。

水槽に自分の姿が写るので、不思議に思うのでしょうか、見つめ合っていました。
「あんた、誰なのよ?」

全体の姿はこんな感じで、子供なので6センチ前後です。


最近は特別な料理店にでも行かないと、見る機会がないドジョウです。
「おいしそう!!」なんて言わないでネ。



水面に、雨だれのように雫を落とすと面白いかと、試してみると大きな泡が出来ました。
ちょうどドジョウの真上だったので、体が分かれたようになって、泡の中にもドジョウの姿が・・・

ピンボケですが、面白かったので見てください!



1、2枚目は水中写真、3枚目は上から写しています。泡にピントを合わせたので、ベランダの風景が写っています。



今日もクリックしていただけるとうれしいです♪
にほんブログ村 その他趣味ブログへ

こちらも、よかったらぜひ覗いてくださいね。
にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り





コメント (19)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ケサランパサラン???

2006年08月19日 | 6~8月の草木
昨日の記事にUPしたこの写真、見れらた方が何人も「これは。ケサランパサランでは?」と書き込みを下さいました。

見つけたときには私も触ってみたのですが、どうも鳥の羽とは感触が違うし、何かの綿毛のようにタネが付いてもいないし・・・・・はて何物か?と不思議でなりませんでした。

書き込みを拝見して、もう一度見たくなり、行って見ましたが影も形もなく、ただのツユクサだけが風に揺れていました。

挟まっていた部分を手で開いても、なかなかはずすことが出来なかったのに、いったいどうやって飛んでいったのでしょう?

世にも不思議な、「夏の昼の夢」でした。


ケサランパサランについてお知りになりたい方は、こちらに詳しいです。
セントラルリサーチセンター
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近見かけたもの

2006年08月18日 | 6~8月の草木
細い道を歩いている時に、視野の中に何だか奇妙なものが見えました。
不思議な花が咲いている!!と近寄ってみると、こんなものでした。

どう見てもツユクサですよね?
花が咲く部分に鳥の羽みたいなものが挟まっているだけ・・・

な~~んだと思ったけれど、そっと開いてみました。
すると、はさまっているだけと見えた羽根のようなものは、しっかりとくっついていて、中は空っぽ。花の後もタネも、な~んにも入っていないのです。

そんなことは絶対無いけれど、羽根みたいな花が咲いているとしか思えない状況でした。
最近見たものの中の、不思議ナンバーワンです!



こちらは不思議でも何でもありませんけれど・・・

コガネムシがアレチヌスビトハギの葉を食べているところです。

それをお腹の側から写してみました。マウスオンでどうぞ。

前足(?)では葉っぱをしっかとつかみ、後ろ足は、必死に茎にしがみついているのが可愛いでしょう?


これな~んだ?

ピカピカ光る大きな実がぶら下がっているので近づいてみました。
重そうですねぇ。

椿の実かな? ブッブー・・・  山茶花の実なんです。
今頃はこんな色で、秋には茶色くなって、椿と同じように三つに分かれて弾けます。


最後は不思議ナンバー2と思いました。
何だかお解りでしょうか?

夏には白い花が重そうに咲いていました。

そうです、カシワバアジサイなんです。

他の所のは、ほとんど茶色くなってしまっているのに、ここだけはこんなきれいな色をしていたのです。

ここにカシワバアジサイが咲いていたことを覚えていたので、すぐに解りましたが一瞬何の花かと思いました。


よろしければ、今日もお願いします♪
にほんブログ村 その他趣味ブログへ


こちらへもどうぞ。
にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り




コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水辺の風景

2006年08月17日 | 6~8月の草木
バッタの赤ちゃんが、葉っぱの陰から「コンニチハ!」 水辺にはたくさんのバッタが暮らしています。

いつも背中の側からしか写せなくて、いつかこの姿を、と願っていたのでとてもうれしかったのですが、あまりに小さかったので、ちょっとピンぼけで残念、、、、

でもうれしかったです!


これは池に写るコガマの影です。
コガマの実際の姿は、マウスオンでご覧下さい。



ここから後は、絶滅危惧種ばかりです。

まずはミズアオイの花。

葉の形が葵に似ているのが名前の由来とか。

全体の姿はこんな感じです。


薄紫の花は、優しく涼しげです。
沼地や田んぼに生えていたそうですが、沼などというものが姿を消してしまって、
住むところがなくなったのでしょうか。


これは標本を撮影したもので、トンガリササノハガイという名前です。

大阪府の淀川水系にも住んでいたのに、。川の状態の変化や、水質の悪化で数を減らしました。

きれいなものがなくなっていくなあと思います。


最後はニッポンバラタナゴです。
水槽の中なので、写真が下手ですみません。虹色だけお楽しみいただけたらと思います。

大きさは5センチほどのコイの仲間です。

中国などからやってきたタイリクバラタナゴに対して、日本固有の種類なので、「ニッポン」、そして産卵期にオスの体色がとてもきれいなバラ色になるので「バラ」と名づけられています。


撮影はいずれも大阪府食とみどりの総合技術センター・水生生物センターにて。
このサイトでは、もっとたくさんの、貴重な水辺の生き物と植物の写真が見られます。
興味の有る方はぜひ、クリックしてみてください。



できましたら、今日もよろしくお願いします。
にほんブログ村 その他趣味ブログへ

にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り


コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つらさも大切にしたい

2006年08月16日 | ポエム&好きな言葉
今日も暑い一日でした。これはお隣の車ですが、触ってみると熱くて驚きました。

考えてみると、ちょうど良い気候のときって、ほんの少ししかありませんね。

人生も同じかもしれません。
つらくなった時、皆さんはどうしていらっしゃいますか?

私は、篠原佳年さんというお医者さんが、本の中に書いていた言葉が気に入っています。

「人生はジクソーパズルのようなもの。
 何かにつまずくごとに一つの欠片(どんぐり屋注:ピースのことと思います)
 をもらえて、やがて一枚の絵が完成する」
(『生死同源』・幻冬社文庫)

< つまずきが なければ完成しない人生と 知れば勇気が湧いてくるなり >


また、日野原重明さんも、こんなことを書かれています。

「人生に無駄というのはないものです。
しかし後にならないと、その意味がわからないということが、たくさんあるのです。
つらいことでも悲しいことでも、「体験」したことは間違いなくその人の強みになります」(『生きかた上手』・ユーリーグ)

< つまずきも病もいつの日か 我が人生の力とならむ >


この言葉は、若いときには「そんなもんかなあ」と思うだけですが、年を取ってくると「本当にそうだなあ」と実感できるようになってきました。



暑さに耐えて稲が実るように、貝のなかで痛みに耐えて真珠が出来るように、人間にも苦しみやストレスはとても大切なのかもしれません。

この夏、私は大きな苦しみと悲しみをかかえて過ごしました。
でもいつか振り返ったときに、あの苦しみがあったからこそ、今の少し成長した自分があるのだと思える日が、きっとあると信じています。



もしよろしければ、クリックをお願いします♪
にほんブログ村 その他趣味ブログへ

こちらへもぜひどうぞ、お越しくださいね。
にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

虹色通信掲示板
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の気配

2006年08月15日 | 6~8月の草木
8月の半ばとなりました。威勢よく咲いていたヒマワリも、後姿に秋の気配が感じられます。

秋は・・・・・
空の ずっと向こうの 高いところから
風に乗って
忍びよってくるのだそうです


そんな、夏と秋の狭間の季節の植物たちです。

これは、今年も咲いたクサギの花です。

葉を揉むと、臭い匂いがするのでこの名前が付きました。
でも、花は可憐で、ユリのような甘い香りがします。

背の高い大きな木なので、目に付きやすいです。
今の季節に、白っぽい花をたくさんつけている木があったら、近づいてみてください。

秋には星型の、こんな可愛い実がなります。

花の少し下に見えているピンク色の部分の中に実ができて、開くのです。


これはビナンカズラ(サネカズラとも言います)ちょっと写真が小さいですが、

花びらが分厚くて、不思議な感じがします。

これが秋になると、こうなります。


昔、オシャレな男性たちが、この実をすりつぶして整髪料にしていたのが、名前の由来だそうです。

和菓子のようで、美味しそうな感じがしませんか?

こちらは刈り取られてしまって、今年は姿がありませんでした。去年の、貴重な(!)写真です。


そして花ではないけれど、アキノエノコログサが風に揺れています。
カメムシの仲間が、いつもやって来ます。


やがてこの穂の色が変わり始める頃
空から秋が降りてくるのです・・・・・



今日も応援していただけますか?
にほんブログ村 その他趣味ブログへ
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これな~んだ、の答え・ハネナガヒシバッタ

2006年08月15日 | 昆虫&生き物
下の記事のコメント欄にも答えがありますが、ロムで見てくださっている皆さんに、ここで答えをお教えしますね。

答えは、バッタの仲間のヒシバッタの一種です。
ハネナガイシバッタ。(間違いました。ハネナガヒシバッタです!!  くまじろうさん、ご指摘有難うございました)
お尻のほうに向かって、細く長い羽根が伸びているので、この名前になったようです!!

しばらく冷蔵庫で休んでもらって、意識朦朧としている間に葉っぱに乗せて写してみたのが、この写真です。
これだと形がよく解るでしょう?

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これ、な~んだ?

2006年08月14日 | 昆虫&生き物
ウン? あ、きっとあれだ!
ご存知の方は、サムネイルの写真をご覧になっただけで、見当がつかれたでしょう?

初めてご覧の方は、大きな写真でも、最初は「何かいるの???」でしょう?

実は私も知らなかったのです、こんなにも保護色(といって良いのでしょうか?)
だとは!

これでは、土の上にいたら気が付きませんねえ・・・
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスウリとキカラスウリの違い

2006年08月14日 | 6~8月の草木
秋になれば、カラスウリは赤い実をつけ、キカラスウリは名前どおりに黄色い実がなるとは、知っていましたが・・・
でも、それ以外のことはあまり関心を持っていませんでした。

上の写真は、カラスウリです。
毎年赤い実がなるので、間違いありません。
これは夜の咲きはじめなので、花の回りの糸のようなのがすっきりと伸びて、とても華やかです。


さて先日のことです。
そこにカラスウリが生えているとは知らなかった場所で、しぼんだ花を発見しました。
おや、ここにもあったんだ、という感じです。

そこへ朝早く行く機会がありました。
まだ何とか開いていたので、喜んで写してきました。

少し様子が違いますが、早朝のしぼみ始める直前なので、こんな形なのかもしれません。
一度夜に見に行って来たいと思っています。

さて、この写真を眺めているうちに、あれ? と思いました。
花びら部分の様子が今まで見てきたカラスウリとは違うことに気が付いたのです。

下の写真の方が、先の方に向かって広くなっているでしょう?

図鑑を開いてみました。
この2種は、花冠(一つの花を構成する花弁をまとめた呼び名)の部分で見分けられ、キカラスウリは広いと書いてあるではありませんか!

それから、葉でも区別が出来ることを知りました。

カラスウリの葉は、短い毛が生えていて触るとザラザラしています。
キカラスウリは毛がなくて、やや薄い感じだそうで、確認してきたらその通りでした!


同じ仲間とはいえ違う種類なのですから、区別が出来るのは当たり前なのですが、実を見なくても区別が出来るようになって、何だかとてもうれしい気持ちでした。


☆     ☆     ☆

さてさて、ただ今21時30分。見てきました!
こんなでした。

やはり、花びらの感じが全然違っています。初めて見るキカラスウリの花でした。




どうぞよろしくお願いします。たちまちランキングUPしてまいりました。
単純で恥ずかしいですが、やはりうれしいです
にほんブログ村 その他趣味ブログへ


こちらへも、よろしかったらぜひどうぞ。
にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り




コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

環天頂アークと幻日

2006年08月11日 | 虹・彩雲・アーク
昨日の空は、朝から巻雲がきれいでした。今日は、きっと何かが見られるぞ~~と期待していたら、午後遅く、この写真のような環天頂アークが!

虹を逆さにしたような形なので「逆さ虹」とも呼ばれます。

頭の真上に現れるので、写すのに疲れてしまいますが、何といってもきれいなので夢中になります。

いつも後になってから、もっと周囲の状況がわかるように写せばよかったと後悔するのですが、ついついUPで狙ってしまうのです。

以前に、車のボンネットに写る様子を写したのがあるので載せてみます。
感じをお解りいただけるでしょうか?

写真の上側の茶色いのが、団地の建物です。


これを見て部屋に戻ってから、きっと幻日も現れるに違いないと、待ち構えました。
やっぱり、出ました!

画面の真ん中辺りに、ポツンと赤いのもが見えると思います。これが「幻日(げんじつ)です。
いつでも太陽の側が赤いのです。
太陽の左右に現れることもあります。



今年の初めには「空の出来事超豪華版」と言える現象がおきました。
そのときの幻日は「幻日環」という白い長い尾を引いた姿です。

この時の空とほとんど同じような写真が『空の色と光の図鑑』(武田康男、写真・斎藤文一、文・草思社)に載っていて、「このような光景は大変珍しい」と書かれているのを発見し、幸せ感で胸がいっぱいになりました。
写真そのものは、もちろん比べ物になりませんけれど(笑)

こんなすごいことも、ある日の空には静かに起きている可能性があるのです!

まだ見てなかったよ~という方は、こちらからどうぞ。
1月16日


にほんブログ村 その他趣味ブログへ
にほんブログ村 トラックバックテーマ 身近な自然からの便りへ身近な自然からの便り

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする