そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

こんな所にガラスのかけらが

2006年08月22日 | 水滴・凍露
明け方に雨が降ったようです。朝の家事もそこそこに表に出ました。

そこで目に入ってきたのは、葉っぱの上に乗っかって光っている小さなガラスのかけら。
ギザギザしてるから、近くで何かが壊れて飛んできたのでしょう。
それにしても、うまい具合に、小さな葉っぱの上に止まれたものです。

風が吹いて落ちないうちに、写さなくては!

写し終えてから、とてもきれいだから持って帰ろうかな、と葉っぱに手を触れると・・・・
えっ? ゆらゆら揺れるではありませんか。

なんと、水滴だったのです!!!
信じられない気持ちでした。

だって、縁がギザギザしてるし、厚みがあるし、こんな水滴があるわけないと、誰だって思いますよねえ?



そうと解ると興味深々です。
あちこちの角度から写さなくてはと、草の中を足を濡らしつつ動き回りました。

下から見上げる角度からです。ガラスのかけらに見えませんか?

きれいな色も写っています。
これは私のスカートの色かもしれません。


この写真をパソコンに入れて大きく表示した時に、ギザギザ水滴の謎が解けました。
よ~くご覧下さい。

葉っぱの両端を繋いで、クモの糸が何本も張られているのでした!!
肉眼では気づきませんでした。

その糸と葉っぱのたわんでいる部分に支えられて、不思議な形の水滴が出来上がったのでしょう。


これを正面から見るとこんな形です。

水滴とは思えないでしょう?


解ってしまえば、な~んだの世界ですが、かといって、そうそう見られるものでもないと思うのです。

最後にもう一枚。

斜め上からなので形が違っていますが、クモの糸に乗っかっている様子がよく見えると思います。


クモの糸がなくても、葉っぱの形が真っ直ぐでも、決してできることがなかった幻の水滴ですね。
珍しいものと出会えて、幸せ気分の朝でした。


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コメント (13)
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