そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

水辺の風景

2006年08月17日 | 6~8月の草木
バッタの赤ちゃんが、葉っぱの陰から「コンニチハ!」 水辺にはたくさんのバッタが暮らしています。

いつも背中の側からしか写せなくて、いつかこの姿を、と願っていたのでとてもうれしかったのですが、あまりに小さかったので、ちょっとピンぼけで残念、、、、

でもうれしかったです!


これは池に写るコガマの影です。
コガマの実際の姿は、マウスオンでご覧下さい。



ここから後は、絶滅危惧種ばかりです。

まずはミズアオイの花。

葉の形が葵に似ているのが名前の由来とか。

全体の姿はこんな感じです。


薄紫の花は、優しく涼しげです。
沼地や田んぼに生えていたそうですが、沼などというものが姿を消してしまって、
住むところがなくなったのでしょうか。


これは標本を撮影したもので、トンガリササノハガイという名前です。

大阪府の淀川水系にも住んでいたのに、。川の状態の変化や、水質の悪化で数を減らしました。

きれいなものがなくなっていくなあと思います。


最後はニッポンバラタナゴです。
水槽の中なので、写真が下手ですみません。虹色だけお楽しみいただけたらと思います。

大きさは5センチほどのコイの仲間です。

中国などからやってきたタイリクバラタナゴに対して、日本固有の種類なので、「ニッポン」、そして産卵期にオスの体色がとてもきれいなバラ色になるので「バラ」と名づけられています。


撮影はいずれも大阪府食とみどりの総合技術センター・水生生物センターにて。
このサイトでは、もっとたくさんの、貴重な水辺の生き物と植物の写真が見られます。
興味の有る方はぜひ、クリックしてみてください。



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コメント (11)
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