そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

身近にあるタデとミズヒキ

2008年10月10日 | 9~11月の草木
この写真の中のピンクの穂はイヌタデ、お馴染みの名前で呼ぶなら「あかまんま」ですね。
子どもの頃に、おままごとに使ったあれです

ここに見えているのは、ほとんどが蕾です。

花も咲くのですよ。
こんなに可愛いです♪

大きさは5ミリあるかないかです。



私の所では、他にこんなのもありました。

たぶんハナタデだと思います。

そう判断したのは、この葉っぱの模様です。

と書きましたが、きのこ山書房さんにコメントをいただいて、改めて図鑑を開いてみました。
そして、やっぱりボントクタデかもしれないと思っています。
上の全体像の葉っぱを見ると、八の字型に模様が入っているのがはっきりと見て取れますものね。(これはボントクタデの特徴です)

花がまた可愛くて・・・


この花の形を梅の花に似ているとして、ハナタデという名前をつけたのだそうです。
それはともかく、私は大好きです。これも数ミリのささやかな花。
刈り取られてしまって


これのそばにこんなのもありました。

花びらが4枚なんです。
そしてびっしりと蕾がついています。
名前をご存知の方がいらっしゃったら、教えてくださいね。



これも、よくみかけるでしょう?

そう、ミズヒキです。

こんな花が咲きます。

初めて写した時に、思いがけないきれいさにハッとしました。

上半分と下半分が紅白に分かれているので、水引に見立ててこんな名前がついたとか。


長くなりましたが、最後にもう一つ。キンミズヒキです。


こんな花が咲きます。

これも小さいですが、上のものにくらべれば、だいぶん大きくて写すのが楽した(笑)
実が出来ると、それはそれは強烈なヒッツキムシになります

上のものに比べて、これだけ花の形が違っているのは、上の花はみなタデ科ですが、これだけがバラ科だからです。
よく見ればヘビイチゴ(これもバラ科)などによく似ていますよね

同じような名前なのに、科がちがっているなんて面白いですね



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コメント (13)
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