台風18号が差って、猛暑の夏から一気に秋の気候となって畑の作業が楽になった。
野良者たちは白菜、キャベツ、ブロッコリーの苗を植え、タマネギの種を蒔き、ニンニク、ラッキョウの種球を植え付ける作業に精を出す。
そんな季節だというのに、菜園に一向に菜園に姿を現さず、雑草が生い茂り荒れ放題になっているスペースがある。
この荒れたスペースは雑草の種を撒き散らすと、周りの菜園ティストたちからこれまでにも何度もクレームが出ている困ったちゃんで、過去には枯れ草などが燃えると、市の農政課を通して消防署からの指導が入ったこともあり、手におえる範囲にスペースを縮小したら・・・と忠告をするも、その都度今度はきちんと管理をしますといいながら、また現在も同じ状況になっている。
ところで菜園の困ったちゃんは日本では1・2を競う種苗会社の社員で、会社の業務とは関係のない家庭菜園とはいえ、周りの人の手本となるような管理をして、より立派な収穫を上げてこそ会社の宣伝になろうというものだが、彼は逆にこの荒れ放題の雑草園で確実に今日も会社の信用を落としている。
そんな中でいらだつ気持ちをちょっとだけ慰めてくれるのは、菜園の一角に咲き始めた白い彼岸花だ。
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