もーさんのひとりごと

ここでは工作に関する話の他に趣味の家庭菜園の話、時事(爺イ)問題、交友禄など日々の雑感を気まぐれに更新していきます。

ニューアイデアの試作

2018年11月08日 | アート・文化

 昨年11月にアイデアが完成したキラキラアートと題した工作は、その後いろいろなワークショップを試みた結果、小学生から七十歳代のご高齢の方々まで幅の広い年齢層の皆さんにとても評判がよく、今年のコミセンまつりでのワークショップもこの工作をすることに決めた。
      ワークショップ用のコンパクトタイプ

 そうだ・・・、ワークショップだけでなく、展示物も少し大人向けの工作を作ってみよう。

 このキラキラアートは、ワークショップでは短時間(15~20分)で出来上がる小さなものを作るが、展示品はキラキラアートの大きな作品を作って人目を惹かねば・・・・。

               

 と言いつつも、さてどんなものを作ったらいいのかわからない。
 大きなものと言えば、恐竜しか思いつかないところで、頭が柔軟性を失いつつある自分の姿に気が付くが、とりあえずA4サイズで恐竜を作ってみよう。

 
 ・・・ってんで、まずはステゴザウルスを作ることにした。

 まずは下描きから・・・
 100均などで売られているクリアファイルに下描きの絵をトレスするところから始まります。
 *下描きの絵に黒や赤を使っているのには、とくに意味はありません。


 初めて作る試作品は、試行錯誤の連続で出来上がるまでに2日間かかりましたが、とりあえずステゴザウルスは出来上がりました。


 この恐竜を作りながら、作品のサイズこそ大きいが、テーマはあまり大人的な嗜好ではないことに気が付き、2枚目の試作は、大人感を出すために次は浮世絵でやってみることにしました。


・・・と言う次第で、渓斎英泉の美人画を模してみたら、ステゴザウルスより、ずっと大人の工作っぽくになって来た。



 次の試作品は葛飾北斎の富嶽三十六景・神奈川沖浪裏を作ってみることにした。

 


 ここまで下描きをトレスしてきたところで、また閃きがあった!
このまま一枚の絵として描き上げてしまうより、手前の大波、中層の波、さらに奥の富士山と3層を別々に描き分けて、立体的に重ね合わせた絵にしてみた方がおもしろいかも・・・
 こうして、いつも制作の途中で新たなアイデアが出て来て進行を遅らせる。
 さてこの北斎は仕上がりまで何日かかるのやら・・・。

**********************************

               お知らせ 
 このキラキラアート(コンパクトタイプ)は、他のおもしろ工作と同様に、介護施設などでのお楽しみ会的講習などにも充分お役にたてる工作ですが、実施にあたっては素材・手順などにいろいろなノウハウがあります。
 メールでご連絡をいただければ、神奈川県内(出来れば小田急線沿い)または東京都内などなら施設の指導者、あるいは直接ディサービスなどの方々への指導にもお伺いいたします。

 他の工作に関しましては、ホームページ本家おもしろ工作ランドをご参照ください。
   http://mo-3.sakura.ne.jp/ 

   メールアドレス・mo-3@beach.ocn.ne.jp

 

 


 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿